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フィリピンのジープニー2026 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.2026年1月25日、末日聖徒イエス・キリスト教会のフィリピン人会員、お友達、宣教師たちが、特別な日曜礼拝集会のために一堂に会しました。広尾の東京神殿別館で開かれたこの集会には約230人が集まり、日本各地から100人を超える人々がオンラインで参加しました。この会では、原伸二郎長老、グレース・テー姉妹、マイケル・ジョン・U・テー長老がお話しされました。

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2026年1月25日に東京で行われたフィリピン人のための特別な日曜礼拝集会でお話しする原伸二郎長老。2026 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.原長老:「いつでも寄り掛かりなさい」
原伸二郎長老のお話しは、海外で孤独を感じたときの経験を分かち合うことで始まりました。宣教師として奉仕したいと願ってきた若き原長老が受けた召しは、アメリカのテネシー州ナッシュビル伝道部でした。何かの間違いに違いないと思った原長老は、宣教師管理部、そして大管長にも手紙を書きましたが、やっと受け取った回答には「間違いではありません。宣教師訓練センターにお越しください」とはっきり書かれていました。
伝道中、孤独を感じ、無力感にさいなまれ、落胆したときがあったと語った原長老の転機は、「ナザレのイエス」を観ていたときにやってきました。復活されたキリストがご自分の肩に寄り掛かるよう弟子たちを招かれるシーンを観たとき、原長老は心の中で静かに「主よ、私にはあなたの肩が必要です」と嘆願しました。その瞬間、長老は日本語で「伸二郎、いつでも寄り掛かりなさい」と言われる声をはっきりと聞いたのです。
原長老は、「私の経験と同様に、どこに行こうとも、どの言語を話そうとも、私たちは主の肩にいつでも寄り掛かることができます」と証しました。
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2026年1月25日に東京で行われたフィリピン人のための特別な日曜礼拝集会でお話しするグレース・テー姉妹。2026 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.テー姉妹:ジープニーから学ぶ人生の教訓
グレース・テー姉妹は、にぎやかに飾り付けられ、フィリピン人の生活のシンボルとなっているジープニーの色鮮やかな姿を紹介しました。ジープニーは、もともと第二次世界大戦後の米国軍ジープを改造したものでしたが、次第にトラック用タイヤ、長い座席、貨物用ラックを備えた「モンスタージープニー」と呼ばれる大きく頑強な車両へと進化しました。
| Temple Square is always beautiful in the springtime. Gardeners work to prepare the ground for General Conference. © 2012 Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved. | 1 / 2 |
フィリピンの人里離れたさまざまな地域をめぐり、働いていたとき、テー姉妹はこうした車両に頼ることが時折ありました。ジープニーには時刻表がないため、停留所に着いてもジープニーの到着をただ待つしかありません。ジープニーは「満員」にならなければ出発しませんが、ジープニーの「満員」には他とは大きく異なる意味があります。座席が埋まってしまうと、通路に追加のベンチが差し込まれます。他の乗客はバンパーの上に立つか、屋根の縁に座ります。農産物、箱、家具まで、荷物はすべて車両の横と前に縛り付けられます。さらに多くの荷物が屋根の上に積み上げられ、さらに多くの乗客がそれらの荷物の上を陣取ります。ジープニーは、そうなって初めて出発準備が整うのです。
テー姉妹は、これを私たち自身の「弟子となる」ための旅と比較しました。ジープニーのように、私たちの生活も責任、負担、予期しない「荷物」でいっぱいになります。こうした重荷を背負うには、私たち自身を霊的に強め、神の助けを常に求めなければなりません。
テー姉妹は、天の御父がそのためのツールをたくさん与えてくださっていると証しました。
- 預言者と霊感を受けた指導者
- 聖典
- 聖霊の賜物
- 共に集い、平安を感じることができる場所
- 回復された福音を教えるリソース
- 天の御父の真の息子、娘となるための方法に関する明確なガイダンス
そして何よりも、天の御父は、私たちが堪え忍び、適応し、前進できるようにしてくださる救い主、イエス・キリストを遣わしてくださったとテー姉妹は語りました。
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2026年1月25日に東京で行われたフィリピン人のための特別な日曜礼拝集会でお話しするマイケル・ジョン・U・テー長老。2026 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.テー長老:「これで十分」が十分ではないとき
マイケル・ジョン・U・テー長老は、フィリピンとアジア北地域における教会の概要を説明しました。その後、「フィリピン人の離散」について話し、世界中の商業、産業、コミュニティ、そして教会におけるフィリピン人の多大な貢献について言及しました。
テー長老によると、日本には33万2千人を超えるフィリピン人が住んでいます。外国では「隠れるのが非常に簡単」だとテー長老は話しました。日本の教会の忠実な教会員に対する心からの感謝と敬意を表したテー長老は、このように励まし、勧告しました。
「私にとって、皆さんの不屈の努力は、イエス・キリストと天の御父に対する皆さんの信仰の証しです。恥ずかしがらず、周りの人に皆さんのこと、そして皆さんが信じていることを知ってもらいましょう…。主は、皆さんがこの地に来られるようにしてくださいました…。日本に来た理由が仕事なのか他の事情によるものかはわかりませんが、理由はそれだけではありません。イエス・キリストの福音を述べ伝えることも、その理由なのです。私たちには、主が私たちを植えてくださった場所で花を咲かせる責任があります。専任宣教師と同様に、この地域を私たちが来たときよりも良い状態にする必要があります。日本語を話せなくても、皆さんが属するワードでできることがあるのです。」
テー長老は、いつも大切にしているゴードン・B・ヒンクレー大管長の言葉を分かち合いました。
「良い人でいるだけでは不十分です。何かの役に立たなければなりません。この世界を良くするために貢献しなければなりません。私たちが存在することでこの世界をより素晴らしい場所にする必要があるのです。」
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次に、テー長老はフィリピン語の表現である「Puede Na」(これで十分)について話しました。これは、フィリピン人の創造性、回復力、何事も工夫をこらして実現する能力を反映する特質として使用されることが多い表現です。テー長老は、アウトリガーカヌーを改良して作られ、誇らしげに「Puede Na」と名付けられた質素な船、何もない所にポツンと作られた間に合わせのバスケットボールコート、紐とダクトテープで何とか動いている古い扇風機など、ユーモラスな例を挙げました。
その上で、テー長老は「Hindi Puede ang Puede Na!」(「これで十分」が十分ではない!)ときがあるとやさしく忠告しました。
「弟子となるための探究について考えるとき、『Puede Na』という考え方は十分ではありません。弟子となることを運任せにすることはできないのです。極めて意図的に行動する必要があります…。どれだけ忙しくても、個人的な礼拝や献身のための時間を見つけなければなりません。」
テー長老は、「イエス・キリストが私たちの救い主であり、贖い主であられること、そして救いと永遠の命がイエス・キリストを通じてもたらされることを知っています」という証でお話しを締めくくりました。
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