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 ハーバード大学による、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員と、他の信仰を持つ人々や信仰を持たない人々の比較

末日聖徒イエス・キリスト教会の会員は、毎週教会に出席し、母親と父親から愛されていると感じている割合が最も高いことに加えて、「非常に幸せ」で「信仰から慰めを感じている」割合が最も高い人たちの中に数えられます。

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執筆:ジャスティン・ダイヤー (ブリガム・ヤング大学宗教教育学教授)

ハーバード大学は最近、22か国の20万人以上を対象に調査したGlobal Human Flourishing Study〔訳注:世界の人々の充実度に関する研究〕の最新結果を発表しました。本研究は、最高水準の厳密さをもって、各国の充実度と結びついている要因と、世界共通で見られる要素に焦点を当てています。

充実度は、幸福度、健康、意義、善良な人格、人間関係、経済的安定性など、複数の視点から検討され、これらすべてが一つの「充実度指数」にまとめられました。

一連の研究と同様に、その世界規模の分析により、宗教的な礼拝行事への出席の度合いが高いほど、繁栄の程度が高いことが分かりました。

末日聖徒イエス・キリスト教会の会員(以下、「末日聖徒」)はどうでしょうか。幸いなことに、この研究には加入宗教に関する質問が含まれていたため、末日聖徒がアメリカ合衆国および世界と比べてどのような状態であるかを確認することができました。

宗教別に見た高い幸福度。 写真提供:Deseret News無断転載禁止

アメリカ合衆国のデータのみを分析すると、この調査では、末日聖徒が充実度指数において高い水準を示し、統計的に他の幾つかの宗教と同水準だということが分かりました。最も繁栄の水準が低かったのは、無宗教の人々、特に「まったく宗教的ではない」(宗教のない環境で育ち、現在も宗教がない)人々でした。

他の研究と同様に、このハーバード大学の調査では、少なくとも週に1度礼拝に出席していると報告している末日聖徒の数がかなり多く(65%)、次に高いのは福音派(59%)、ペンテコステ派/カリスマ派(53%)、バプテスト派(45%)、長老派(37%)でした。

末日聖徒の幸福、愛、慰め

繁栄の幾つかの特定の側面に目を向けると、末日聖徒のうつ病の水準は最も低く(8.5%)、「無宗教」(16%)、「不可知論」、「無神論者」、「まったく宗教的ではない」(すべて19%)など、信仰から遠ざかっている調査対象者の2、3倍低い水準となっています。

また、末日聖徒の30%の会員が「非常に幸せ」であると回答し、これは、他の幾つかの保守的なキリスト教の宗派と統計的に同水準であり、「無宗教」(16%)、「無神論者」(14%)、「不可知論」(12%)、「まったく宗教的ではない」(11%)など、信仰から遠ざかっている調査対象者のほぼ2倍に近い水準でした。

宗教別に見た、成長期における父母からの愛情の実感。 写真提供:Deseret News無断転載禁止

末日聖徒はまた、成長期に母親から(94%)、および父親から(90%)愛されていると感じていたという人の割合が最も高く、信仰とのかかわりが比較的弱い人々と比べて(母親で85-87%、父親で79-80%)、約10ポイント高い水準でした。これは、父親が子供とより積極的にかかわり、虐待する可能性が低いことに宗教が関連しているとする他の研究結果とも似ています。

宗教別に見た、宗教またはスピリチュアリティに強さや慰めを見いだすかどうか。 写真提供:Deseret News無断転載禁止

また、末日聖徒は、宗教や霊性から強さや慰めを見いだす割合についても上位に入っています(89%)。繰り返しになりますが、宗教がより高い幸福度に関連していることが分かった先行調査の結果を考えると、これらの調査結果は驚くには当たりません。

宗教団体の中で批判されていると感じる

興味深い点の一つは、自分の所属している宗教団体が自分に対して批判的だと感じていると報告した末日聖徒もやや多かったことです(11%)。これは、バプテスト派、長老派、福音派、仏教など、他の幾つかの宗教と統計的に同水準であり、多くの宗教が取り組んでいる、より広範な課題のようです。

しかし、この発見が何を意味するのかは完全には明らかになっていません。より高い期待をされると、末日聖徒は(ほんとうかどうかにかかわらず)、自分がその期待にこたえていないと人に思われている、と感じるのかもしれません。しかしこれは、宗教的にあまり正統的とは言えない会員が、ほかの会員が宗教的「すぎる」ことや、特定の預言者の教えを支持していることに対して批判的であると感じていることを反映している可能性もあります。

ラッセル・M・ネルソン大管長はこのことについて直接こう述べています。「愛する兄弟姉妹の皆さん、人との接し方は実に大切です!……同じワードの夫婦が離婚したり、若い宣教師が早期帰還したり、10代の若者が自分の証に疑問を抱いたりしても、彼らは皆さんからの裁きを必要としてはいません。彼らは、皆さんの言動に表れる、イエス・キリストの純粋な愛を味わう必要があるのです。」

これは、末日聖徒が継続して取り組む必要のある分野かもしれません。同時に、多くの末日聖徒がこの教えを取り入れていることも見て取れます。末日聖徒の90%近くが批判されているとは感じていないということは、ほとんどの場合、人々が過度の批判を感じていないことを意味します。繰り返しますが、この末日聖徒の批判の水準は、全宗教団体の中で特異なものではありません。

結局のところ、最良の研究の最近のデータによると、宗教はより高い水準の充実度に関連しており、末日聖徒も例外ではありません。確かに、末日聖徒が改善すべき分野があり、確かな調査を行うことで、それらの分野を特定し、より効果的に取り組むことができます。最良のデータを入手し、理解しようと努めるとき、わたしたちはすべての人にとってより高い水準の繁栄に向かって進むことができるでしょう。

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