Ishibumi-3.jpeg
ニュースリリース

宣教師たち:難題を乗り越え、信仰を深めた日々

4人の帰還宣教師が個人的な体験を語る

末日聖徒イエス・キリスト教会では、すべての会員がイエス・キリストの弟子となることで得られる喜びを周りの人に分かち合うことを勧めています。その一つの機会として、若い男女がフルタイムの宣教師*¹として奉仕することも奨励しています。現在、世界150か国以上で約60,000人の若いフルタイム宣教師が奉仕しており、そのうち約300人が日本出身です。本記事では、最近伝道を終えた日本出身の4人の若者の実際の体験を紹介します。

新野和さん

千葉ワード(千葉ステーク)出身・日本札幌伝道部(2025年10月帰還)

Shinno-2
Shinno-2
日本札幌伝道部で奉仕中の新野長老(右)とベイツ長老2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

新野さんは、伝道での経験を通して、「神様は愛にあふれる天の御父であり、私たち一人一人は文字通り神様の子供である」という真理を深く学び、支えられたと話します。

「ある同僚はとても厳しい人でした。一緒に働いていた頃は口論ばかりでしたが、離れて初めて、宣教師として彼のおかげでどれほど成長できたかに気づきました。その時ようやく、彼が私に向けてくれていた愛を理解することができたのです。

神様が私たちに抱いておられる愛も同じではないかと感じました。愛しているからこそ試練を与え、成長を期待し、そこから喜びを味わってほしいと願っておられることに気づきました。この経験以来、周りの人に対する見方が変わりました。私が感じたように、彼らにも神様の愛を感じてほしいと願うようになったのです。宣教師だから人々を愛するのではなく、彼らも神様の子供であるからこそ、どんな人でも愛おしい存在だと感じるようになりました。」

Shinno-1
Shinno-1
日本札幌伝道部で奉仕中の新野長老(右)。フェルプス長老、ブラウン長老、菅原夫妻とともに2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

ある地域での訪問では、初対面の人々から温かく迎えられ、深い感動を覚えました。

「彼らへの愛と、彼らを通して感じる神様の愛を深く実感しました。…人々に仕えることを通して、神様が私たちに抱いておられる思いを少しでも理解できたことは、これからの人生に大きな助けと祝福になると確信しています。」

井東華鈴さん

倉吉ワード(岡山ステーク)出身・日本東京北伝道部(2025年9月帰還)

Ito-1
Ito-1
井東姉妹(左)、当時の同僚(右)、そして友人(中央)。2024年8月、東京神殿前にて2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

井東さんは、霊がどのように宣教師を導くことができるかについて、シンプルながらも力強い一例を共有しました。

「私と同僚は1人のリフェローを受け取り、彼女と連絡を取り始めました。なかなか会う約束を作るのが難しかったのですが、連絡を取り続け、ようやく会う約束を作ることができました。すると、その後また連絡が取れなくなり、約束した当日、分かるだけの情報で彼女の家を訪問しましたが、アパートの建物は分かったもののどの部屋なのかまでは分かりませんでした。

しばらく経った後、新しい同僚ともう一度彼女を訪問する予定を立てましたが、彼女の部屋の番号は分からないままでした。私は同僚に部屋番号を知らないことを言わずに、主に対する信仰を持って長い道のりを自転車を漕いで行きました。アパートの近くに来たとき同僚に部屋番号を知らないという事実を話しました。彼女は長い道のりを自転車で漕いだ後だったので驚いた様子で少し動揺していました。その日はこどもの日だったので彼女の娘さんにお菓子を持っていこうと思い、同僚にお菓子をどこで買うか尋ねました。同僚は「アパートの近くがいいと思う」と言い続けたのでそうすることにしました。そして彼女のアパートの近くにあるコンビニに立ち寄ったのですが、なんとそこにこれから訪問しようとしていた友達がちょうどやって来て、奇跡的に会うことができました。彼女は自分の部屋にわたしたちを招き、最近霊的にどんな状況で過ごしているのか話してくれて、次のレッスンの約束を作ることができました。タイミングも場所も本当に完璧でした。

何をするべきか分からない時でも、導きに従って行動するとき、神様がそこで何をするべきか教えてくださるという証が強まりました。」

高橋証さん

山形ワード(仙台ステーク)出身・ハワイ・ホノルル伝道部(2025年5月帰還)

Takahashi-2
Takahashi-2
ホノルル伝道部で奉仕中の高橋長老(左)2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

高橋さんは、英語でのコミュニケーションに苦労しながらも、祈りと努力を通して乗り越えました。

「諦めずに毎日祈り神様に頼ったことで、英語でのやり取りができるようになり、また聖霊の導きや同僚とのコミュニケーションによりその課題を克服することができました。」

Takahashi-1
Takahashi-1
ホノルル伝道部で奉仕中の高橋長老。ハワイ・ライエ神殿前にて2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

再び同じ地域に戻り奉仕することになった際、以前は関心を示していなかったある方からレッスンの希望があり、後にバプテスマの儀式を受け改宗することになりました。

「イエス・キリストは私達一人一人を愛していて、準備ができた人を最高のタイミングで導いてくださるという強い証を得ることができました。」

石文桃子さん

三沢ワード(青森ステーク)出身・カリフォルニア・サンノゼ伝道部(2024年1月帰還)

Ishibumi-1
Ishibumi-1
2023年10月、カリフォルニア・オークランド神殿前にて、宣教師の同僚たちと一緒の石文姉妹2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

Ishibumi-2
Ishibumi-2
2023年12月、カリフォルニア州メンロパークにて、宣教師の同僚と一緒の石文姉妹2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

英語が全く分からない状態から始まった石文さんの伝道は、忍耐と信仰の連続でした。

「レッスン中に相手の言葉が理解できず、何度も聖霊に導きを求めて祈りました。その度に、聖霊が私に語るべき言葉を教えてくれました。すぐに上達したいという思いから焦ることもありましたが、神様が私の努力に対し最善のタイミングで報いてくださると信じ、忍耐を学びました。1年が過ぎた頃には英語を理解し話せるようになり、他の宣教師を指導する機会も与えられました。

神様は私たちの努力を見ていて、結果ではなくその過程を喜ばれます。」

彼女はこれから伝道に出る若者たちにこう語ります:

「私がこんなにも人生の中で喜びを感じ大きく成長できたの伝道のおかげです。どうかこの人生に1回しかない伝道を楽しんでください。主があなたの進んで行う気持ちを必ず助けてくれると信じています。」

Ishibumi-3
Ishibumi-3
2024年1月、カリフォルニア・サンノゼ伝道からの帰還時、三沢空港にての石文姉妹2025 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
Download Photo

*1 キリストの教えを宣べ伝える者(宣教師)の尊称として、男性を「長老(Elder)」、女性を「姉妹(Sister)」と呼称する