ニュースリリース

ボランティア活動が示す地域社会での存在と影響

能登かき祭りを通して広がる継続的な関係づくり

石川県七尾市中島町で開催された「能登かき祭り」(4月24日~25日)の準備および運営において、末日聖徒イエス・キリスト教会の地元の教会員が、会場設営や来場者対応などの支援を行いました。

前日の会場準備に参加したボランティアの会員© 2026 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
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本活動は、同教会の全国コミュニケーション評議会(JNCC、ディレクター ジョン・ドーフ兄弟)が、石川県七尾市中島町地区の牡蠣養殖事業者からの依頼を受け、地元会員に協力を呼びかけたことから始まりました。金沢ステークの吉田達弥会長はこれを快く受け入れ、顧問の西村栄治会長を中心に、地元の会員を主体としたボランティアチームが結成されました。

今回の依頼は、2024年1月の能登半島地震後の支援活動を通してつながりが生まれた、(株)能登風土の酒井光博社長から寄せられたものです。教会としての災害支援活動は2026年3月末で一区切りとなりましたが、こうした地域との関係が継続され、今回の協力へとつながりました。

「能登かき祭り」は以前から行われていた地域行事ですが、新型コロナウイルス感染症の影響と能登半島地震の影響により、今回5年ぶりの開催となりました。本活動は、七尾市中島町地区の牡蠣養殖事業者の生業を支える取り組みとして行われました。

ボランティアチームは、150名以上が利用できる海鮮バーベキュー会場の設営を担当しました。前日には、各種備品や食材の準備を行い、開催当日は、午前8時から牡蠣の袋詰めや炭の準備、来場者対応、テーブルの清掃、ごみや道具の回収と洗浄、後片付け、翌日の準備などを行いました。参加者は2つのグループに分かれ、4時間ずつ交代しながら午後4時過ぎまで活動しました。

ボランティアチームの平田寿子さんは、「牡蠣は能登地域、特に今回イベントが行われた七尾市中島町や穴水町でも特産品として有名です。地震後はかなり被害を受けた所もあったかと思います」と地域の状況について語りました。また、「町を見渡すと地震で壊れた家の跡が残っている場所もあり寂しさを感じますが、再建して前向きに生活されている方々からは明るい力も感じています」と、現在の様子を伝えました。

準備段階から関わった奉仕宣教師の清水ご夫妻は、被災後に再建された牡蠣料理店での活動にふれ、「コロナや地震を乗り越えて、さらに前に進もうとする意欲を感じることができました」と語りました。一方で、能登半島の奥部ではいまだに道路が復旧しておらず、人が離れてしまった地域もあると聞き、「残念で悲しい気持ちもあります」と述べています。

また、同じくボランティアチームの西田抄保里さんは、来場者との交流について「清掃や分別の際に声をかけていただき、『また来年も来ます』と笑顔で言っていただいたことが印象に残っています」と話します。さらに、地元のボランティア参加者との交流についても「自然な会話の中で、それぞれの背景や今回の活動に参加した経緯を伝え合うことができ、和やかな雰囲気の中で関係を深めることができました」と振り返りました。

イベント終了後には、主催者代理の石坂智子さんから「皆さんの協力がなければ成り立たなかったと思います。本当にありがとうございました」との感謝のメッセージが寄せられました。

今回の活動を通じて、参加した会員同士の交流も続き、震災直後のつながりをきっかけとして、その後も新たな機会へと広がるボランティア活動が生まれている様子が見られました。これまでの単発的な支援とは異なり、地域との関係が継続的に深まっていく取り組みとなっています。

ボランティアチームの西田さんは、「関係者同士が笑顔で支え合いながら活動できたことは、大きな喜びであり意義深い経験でした。地域行事の継続の重要性も改めて感じました」と話し、今後の継続に期待を寄せています。

かき祭り当日にボランティアとして参加した会員© 2026 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
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なお、次回の活動として、6月6日に七尾市で開催される「七尾城サムライラン」への参加が予定されており、地元の教会員からの参加に加え、七尾市の民間ボランティア「おらっちゃ七尾」を通じて名古屋在住の教会員20名程度も参加する見込みです。