ドバイに建設される,中東初の末日聖徒イエス・キリスト教会の神殿は,ペルシャ湾岸諸国の2つのステーク,および中東,北アフリカ,東ヨーロッパ,西アジアにわたる多くの地方部に住む何千という教会員のための神殿である。この歴史的な神殿の発表は,長年にわたる教会員の熱烈な祈りに直接こたえる形でもたらされた。
アラブ首長国連邦は,1971年に国家が設立されて以来,宗教に対する寛容と協調の模範だった。この歴史的な発表に当たり,ラッセル・M・ネルソン大管長はこう述べた。「ドバイに神殿を建設する計画は,彼らの丁重なお招きに,感謝の気持ちを込めてこたえる形で,もちあがりました。
2013年にアブダビ首長国が自国で建設した中東初の教会集会所はジェフリー・R・ホランド長老によって奉献されました。新たな神殿は,世界的なイベントである2020年ドバイエクスポが行われた後,2020年その敷地に建設される予定です。そこには集会所と神殿の両方が含まれます。」
中東アフリカ北地域を管理するデビッド・A・ベドナー長老はこう述べた。「わたしたちを自国に暖かく迎え入れてくださったアラブ首長国連邦の政府当局者に感謝しています。このようなすばらしい奇跡が起こったのは,主の御霊が働いているからとしか思えません。ドバイに神殿が存在することは,わたしたちの教会員の生活に大きな祝福をもたらすことでしょう。」