ニュースリリース

ウークトドルフ長老ベルリンでドイツ首相を訪問

訪問中、「助けを必要とする隣人を助ける」ことについて話し合う

2018年7月6日(金)、末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会のディーター・F・ウークトドルフ長老はドイツのアンゲラ・メルケル首相を訪問した。

 

ドイツの首相が教会幹部指導者と公式に面会したのは初めてである。

ウークトドルフ長老は、末日聖徒である米国ユタ州のオーリン・ハッチ上院議員の招きにより、ベルリンの首相官邸で行われた会合に共に出席した。ウークトドルフ長老によると、今回の招待を受けメルケル首相とお会いできたのは名誉なことで、楽しい時間を過ごしたという。

「首相はわたしたちを温かく招待してくれ、現在、ドイツが注意深く、またとても活発に行っていることについて話してくれました」とドイツ人であるウークトドルフ長老は語った。

会合では、難民危機により影響を受けたドイツ人を教会が支援していることについても話し合われた。2011年以来、教会は200万人以上の難民に支援を提供してきた。ドイツだけでも,イエス・キリスト教会の会員が2015年から69のプロジェクトに積極的に関与するとともに、300万ドル(250万ユーロ、約3億3400万円)をかけて支援を行って来ている。

「信仰を行使することは、宗教心の有無にかかわらず、すべての人の基本的人権に密接に関連しています。そこには、考え、表現し、行動する権利、そして勿論、わたしたちのキリスト教徒としての信仰には、助けを必要とする隣人を助ける権利が含まれています」とウークトドルフ長老は述べた。

このモルモン(末日聖徒)の使徒は、末日聖徒は善意を持ってすべての宗教の信者に話す機会を求め、基本的人権の価値をより高める努力をしていると付け加えた。さらに、相互理解を高め、協力を強めることで、今日、地域社会の人々が直面している問題により良く対処することができるとも語った。

会合中には、その他にもドイツと米国の国家間の関係強化および世界の国々が現在直面しているその他の問題についても話し合われた。

ドイツ滞在中、ウークトドルフ長老はハッチ上院議員と共にホロコーストの犠牲者に敬意を表しリースを飾る儀式に参加するため、オラニエンブルグにあるザクセンハウゼン収容所も訪れた。

ドイツで末日聖徒イエス・キリスト教会が初めて活動を始めたのは1843年で、現在、約4万人の教会員と159のユニットを有する。教会員数はヨーロッパでは516,000人、世界では1600万人に達している。

5月、ウークトドルフ長老はドイツのヨアヒム・ガウク元大統領を訪問。また2002年には、ベルリンのべレビュー城でヨハネス・ラウ連邦大統領とも面会している。

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