ニュースリリース

クラーク長老、ジョセフ・スミスの人生から学べる教訓を分かち合う

教会がヤングアダルト対象の放送を主催する

末日聖徒のヤングアダルトは、ジョセフ・スミスが若い時に経験したチャレンジの多くを経験している。末日聖徒イエス・キリスト教会七十人キム・B・クラーク長老は、2017年5月7日(日)に放送されたヤングアダルト対象のワールドワイドブロードキャストにて、そう語った。放送はソルトレークシティのテンプルスクエアにあるタバナクルから行われた。

 

教会教育部のコミッショナーであるクラーク長老は、「当時に思いをはせてみましょう。なぜなら、ジョセフにとっての当時は、皆さんにとっての現代とよく似ているからです。ジョセフがヤングアダルトだった当時から、わたしたちは主イエス・キリストと彼の教義について、また彼の預言者であるジョセフ・スミスについて大切なレッスンを学ぶことができると信じています。ヤングアダルトであった頃、ジョセフ・スミスは苦悩を経験しましたが、主を信頼し、主は彼が偉大な預言者になれるよう祝福されました。」

1827年9月に天使モロナイが翻訳のために金版を引き渡したとき、ジョセフ・スミスは21歳でした。その原稿はのちにモルモン書として出版されました。ジョセフの妻であるエマ(第一子を妊娠中)が最初の筆記者でした。彼らは、マーティン・ハリスがジョセフの筆記者となるためにペンシルベニア州ハーモニーに到着する前に、最初の部分の翻訳を終えました。

ハリスはジョセフ・スミスを説得し、原稿をニューヨークに持っていって家族に見せ、そこで原稿が失われることになったのです。エマも男の子を失いました。

「イエス・キリストへの信仰を持ち、多くの驚嘆すべき経験に恵まれた一方で、ジョセフ・スミスはまだ22歳の悩める若者でした。」とクラーク長老は語りました。

「(ジョセフ・スミスは)お金もなく、無学で家族を養うすべもありませんでした。彼を疑う者や迫害する者たちに囲まれ、友人はわずかでした。頼れるコンサルタントもおらず、取締役会もなく、資金を融通し相談に乗ってくれる銀行家もいませんでした。記録を出版しなければならないことは分かっていましたが、もしマーティン・ハリスに見捨てられたら一体どうやって印刷費用を捻出すればよいのか、見当もつきませんでした。彼の人生は、不安に満ちたものだったのです。」

「皆さんの状況は、多くの点でジョセフの置かれていた状況とよく似ています。」クラーク長老は、自分の経験をジョセフの話に当てはめてみるようヤングアダルトに勧めた。「皆さんも結婚や家族、教育、仕事と言った事柄に関して不安を抱え、また世の中においても主の王国においても、自分の居場所を見出すために思い悩んでいます。また、他にもチャレンジや問題があるかもしれません。」

クラーク長老はジョセフの経験から学べる3つの重要な教訓、すなわちイエス・キリストに対する信仰と信頼、悔い改め、そしてモルモン書のもつ霊的な力に焦点を当てるようヤングアダルトを励ました。

「毎日欠かさずモルモン書を読み、研究し、それについて祈り、あなたの心と思いに記してください。救い主はあなたの魂に平和を語りかけ、あなたを高め、強めて、彼のみもとに引き寄せてくださるでしょう。

主は、ジョセフの人生に関わられたように、あなたの人生にも関わられます。あなたには永遠のアイデンティティや目的、神聖な行く末があります。主はあなたの人生にたった今関わっておられ、あなたの目の前で戸を開き、あなたを助けてくれる人々を備え、あなたの前に道を備えておられるのです。」


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