宣教師を含む末日聖徒イエス・キリスト教会の数千人の会員たちが,コロラド州での先の洪水による被災者を助けるために2万1,000時間を超える奉仕活動を行った。
推定で6,000戸の家屋が倒壊し,1万5,000戸の家屋が甚大な被害を被った。両戸数には地元の末日聖徒の家屋を含まれている。
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教会人道支援サービスは食糧,水,衛生品や清掃用具など9万ポンド(約4万800kg)の緊急物資を発送した。アウローラ地域の集会所がアメリカ赤十字避難所として提供された。
9月15日(日),先の洪水によりひどく困窮している多くの人々を助けるための保存食,ミネラルウォーター,ベビー用品,毛布,衛生用品や,その他の物資を収集するため,ラブランドのモルモンは早く礼拝を終えた。
「わたしたちのステーク(教区に類似)にとって,地域社会と手を組み,わたしたちの天の御父の子供たちに奉仕するのはほんとうに特権であり祝福です」と教会のコロラド州 ラブランドステークのマーク・クレーン会長が述べた。
彼は「ラブランドの地元のバプテスト教会の牧師が,そこで奉仕した末日聖徒の青少年の働きに感銘を受け,感謝していました」と語った。
被災地域の全域にわたって,教会員たちが数人の作業班とともに避難所と救済センターで奉仕を続けている。
ラブランドの別の場所では,ある女性の家屋,牧場と農場が重大な被害を被った。二晩,モルモンが彼女の家の地下室から水を抜き取り,カーペットをはぎ取り,壁を取り壊し,びしょぬれで壊れた物を家から運び出した。彼らはまた,彼女の納屋から湿って発火しやすい干し草の束を多数運び出した。
その後,彼女はモルモンのボランティアたちを集め,涙ながらに次のように語った。「若者たちが見知らぬ者の農場に来て,臭くて重い干し草を運び,地下室から泥と水を除き,こんなにたくさんの嫌なことをしてくれました。 その間も歌い,笑い,すばらしい時間を過ごしていました。そのことに驚いています。」
ボールダーでは,末日聖徒が9月14日の嵐の合間をうまく使って援助を開始した。
コロラド州ボールダーステーク,マイケル・G・ウィリアムズ会長は,「ほとんど毎日100人をゆうに超える人々が地下にたまった水をかき出し,家具を運び出し,カーペットやパッド,幅木を引き上げました」と話している。
大嵐と洪水から1週間になるが,「何が必要であるのかが,やっと,明確になってきたばかりです」とウィリアムズ会長は話した。