日本を訪問中の中央扶助協会第一顧問 のシャロン・ユーバンク姉妹は、アジア北地域会長会の山下長老姉妹とともに、フードバンク業務を主とする非営利団体「セカンドハーベスト ジャパン」を1月27日に公式訪問した。
セカンドハーベストは「Food for all」をビジョンとし、フードセーフティネットの確立を目的に2000年から活動している日本初のフードバンクである。様々な理由で廃棄される運命にある食品を引き取り、食べ物に困る人たちに提供しており、その活動はテレビ東京の番組「ガイアの夜明け」でも紹介され、国内でも注目を浴びている。
ユーバンク姉妹は中央扶助協会の責任の傍ら、LDSチャリティのディレクターとして末日聖徒イエス・キリスト教会の全世界の人道支援活動を指揮しており、アメリカをはじめ様々な国のフードバンクと連携して活動していることを伝えた。ユーバンク姉妹は教会員が月に一度断食をし、食事をしていれば掛っていた金額を献金することにより、生活に困窮している方を支援していることを説明し、今後教会として共に地域社会で奉仕活動に携わりたいことを伝えた。セカンドハーベスト代表のチャールズ・マクジルトン氏は、同じ価値観とビジョンを持つ末日聖徒イエス・キリスト教会とパートナーシップを確立し、大いに協力しあえると語った。
今回の訪問にあたり、山下長老は教会からセカンドハーベストが業務に必要な機材を贈呈した。マクジルトン氏は「教会の支援に大変感謝している。今後とも協力関係にありたい。」と語った。