2016年10月16日(日)、末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会第二顧問、ディーター・F・ウークトドルフ管長がフォート・コリンズ・コロラド神殿を奉献した。
ウークトドルフ管長は、伝統儀式である定礎式ではじまる神殿竣工行事を進行した。礎石とよばれる最後の石材をセメントで固定し、他の教会員にも同様にするよう勧めた。
ウークトドルフ管長は定礎式において、天父とイエス・キリストへ、この神殿が捧げられたことは素晴らしいことです、と語った。「礎石であるこの石を固定することで、わたしたちの救い主、イエス・キリストが、教会とわたしたちの人生の基盤であることを確認します。教会の名前にイエス・キリストの名があるのはこのためです。」
「考えてみてください。西にはロッキー山脈、東には広大な平原をたずさえた、この雄大な山々を見てください。そして、この素晴らしい景色が融合するこの場に神殿が建てられたのです。これを可能にした、すべての方々に感謝をお伝えします。」
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ウークトドルフ管長とともに、十二使徒定員会のデール・G・レンランド長老と、管理ビショップリック第二顧問、W・クリストファー・ワデル長老、七十人のウリセス・ソアレス長老、C・スコット・グロー長老、ウィルフォード・W・アンダーセン長老が奉献式に同席した。
教会の会員たちは神殿と、コロラド州内、およびワイオミング州南部の複数の集会所に集まり、奉献式に参加した。
奉献式前日に開かれた文化の祭典では、教会の若者が、歌と踊りによってコロラド州とワイオミング州の教会歴史を披露した。この文化の祭典は、コロラド州立大学のヒューズ・スタジアムで行われた。
ウークトドルフ管長は、「みなさんは国家の旗であり、世の光です。ですから、この神殿の価値をあなたがたの人生に見い出してください。キリストの人生の輝きを受けてください。そうするときに、調和と一致の精神が育まれるでしょう。そして、みなさんは、イエス・キリストの福音の立派な模範となるのです。」
8月、9月の3週間に渡って開催されたオープンハウスには、10万5千人の訪問者が訪れた。オープンハウスでは、神殿についての短いビデオを視聴でき、その後、神殿内を見学できる。コロラド州とワイオミング州内の政府・教育機関や宗教団体の高官が来賓として訪れた。ワイオミング州知事、マット・ミード氏とキャロル・ミード夫人、コロラド州副知事、ドナ・リン博士、フォートコリンズ市長、ウェイン・トロックセル氏ほか、多くの市議会議員、地元のキリスト教指導者が訪れた。
新しく建設されたこの神殿では、コロラド州とワイオミング州南部にいる、およそ4万4千人の教会員が奉仕する。
末日聖徒の神殿は、教会員が日曜の礼拝のために集まる通常の集会所や教会堂とは異なる。神殿は、「主の宮居」と捉えられ、結婚やバプテスマ、その他の儀式によって、家族を永遠に結びつけ、イエス・キリストの教えを実践する場と位置づけられている。