現在、ブリガム・ヤング大学アイダホ校の教育担当副学長であるヘンリ―・J・アイリングは、2017年4月、同校の第17代学長に就任する。(BYUパスウェイ・ワールドワイド(教会の高等教育機関)に関する記事も参照のこと)
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末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒であるダリン・H・オークス長老はブリガム・ヤング大学アイダホ校で毎週火曜日に行われる学内講演会の最中に新学長を発表した。
「役員会を代表して、ブリガム・ヤング大学アイダホ校の新学長としてヘンリー・J・アイリングを歓迎します」と語った。オークス長老は教会の教育部執行委員会の委員長を務める。彼は続けて、「アイリングとは数年来親交があり、教育者としての彼の働きには常に感嘆してきました。この素晴らしい教育機関にふさわしい、まさに理想の指導者です」と語った。
紹介され、スタンディング・オベーションを受けたアイリングは、ボストンからはるばるやってきた息子夫婦に迎えられるというサプライズに目を潤ませた。声を詰まらせながらも、現学長のギルバートの功績と今後の任務についての賛辞を述べ、BYUアイダホ校はギルバートが先導するBYUパスウェイ・ワールドワイド・プログラムの主軸となってプログラムを支援していくと語った。
「世界中に広がるこの教会に、教育を提供する機会を推し進めていくというBYUパスウェイ・ワールドワイドの新しいミッションと、ギルバート学長と彼のスタッフの決意に心を動かされました。われわれBYUアイダホ校は、彼らを全面的に支援します。オンラインカリキュラムとアカデミックサポートを通じて、すでにパスウェイ・プログラムの使命を支援してくださっている熱心なスタッフの皆さんに、心より感謝しています」とアイリングは語った。
アイリングとギルバートは旧友である。過去の職場や教会での使命に加えて、二人はパスウェイ・プログラムの構築にも携わった。パスウェイ・プログラムは、2009年にBYUアイダホ校の試験的プログラムとしてスタートした経緯がある。
ヘンリー・J・アイリングは、ユタ州プロボ市にあるブリガム・ヤング大学において、地質学、経営管理学、法学の学位を取得した。過去の経歴は、マサチューセッツ州ケンブリッジのモニター・カンパニーにて戦略コンサルタント、BYUプロボ校にてMBAディレクター、BYUアイダホ校にて教育部門の次期副学長としてオンライン・ラーニングの責任者、その後、アドバーンスメント部門の副学長、そして、現在は教育担当の副学長である。
アイリングがBYUアイダホ校に赴任したのは1971年、彼の父親であり、教会の大管長会第一顧問であるヘンリー・B・アイリング管長がリックスカレッジ(BYUアイダホ校の前身)の学長であった時である。
アイリングには妻のケリーと5人の子どもがいる。