末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会は2019年に行われる2つの神殿の鍬入れ式の日程を発表した。アイダホ州ポカテロ神殿は3月16日、グアム・ジーコ神殿は5月4日となる。
アイダホ州ポカテロ神殿
2019年3月16日

ポカテロ神殿はクレストビュー不動産ディビジョン2として知られるサッターフィールド・ドライブとビュート・ストリートの東側の土地に建設される。鍬入れ式に参加できるのは招待状を持った者のみに限られるが、式の模様は地元の集会場に生放送され、一般大衆も視聴が可能。
アイダホ州ポカテロ神殿はアイダホ州では6番目の神殿となる。教会には現在、建設が発表済や建設中の神殿を含め、合計201の神殿がある。
末日聖徒の神殿は、教会員が日曜日の礼拝行事のために集まる集会所や礼拝堂とは異なる。神殿は「主の宮居」と考えられ、バプテスマやその他の家族を永遠に結び固める儀式を通してイエス・キリストの教えが再確認される場所である。教会員は神殿において人生の目的についてさらに学び、イエス・キリストに従い人々に奉仕するという聖約を交わす。
グアム・ジーゴ神殿
2019年5月4日

教会のアジア北地域会長の崔 崙煥(チェ・ユーンフワン)長老が鍬入れ式の管理を行う。鍬入れ式への参加は招待された者のみに限られる。鍬入れ式の模様は、予定されている神殿ディストリクト内の集会所にてインターネット中継で放送される予定。詳細は追って発表される。
アーティストよる神殿の完成予想図も金曜日に公開された。神殿はグアム北部のジーゴ村のマリンコー・ドライブとメララック・ドライブの角に建設される。
グアムは太平洋西部のミクロネシアにある米国の未編入自治領であり、ジーゴ神殿はグアムで最初の神殿となる。この神殿の建設は2018年10月7日に教会のラッセル・M・ネルソン大管長によって最初に発表された。
集会所を併設した神殿は2019年に建設工事が始まり、2年で完成する予定。
末日聖徒イエス・キリスト教会の会員たちは神殿を「主の宮居」であり地上で最も神聖な場所であると考えている。安息日の礼拝行事や毎週の活動が行われる集会所とは異なり、神殿は週日に開館、日曜日には閉館となる。