世界最大の女性組織、扶助協会が175周年を迎える。扶助協会の前身、ノーブ―扶助協会は1842年3月17日、イリノイ州において初期の末日聖徒イエス・キリスト教会の会員によって設立された。
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当時の預言者であったジョセフ・スミスの妻、エマ・スミスが初代会長に就任し、扶助協会の目的について次のように語った。「私たちの目的は困っている人を探し出して慰めることです。」この目的はすぐに広まり、物質的、精神的両面で会員を支えるものとなった。
中央扶助協会会長リンダ・K・バートン姉妹は、世界各国にいる700万人の女性会員に対し、教会として行う記念行事に注目するより、地元の各ユニット主催の行事において、この記念すべき節目を思い出し、祝うように奨励した。例として、家族の名前を神殿に提出すること、昨年11月に発足した「ライト・ザ・ワールド」キャンペーンに続けて参加すること、青少年や子どもたちのために奉仕している姉妹たちに手を差し伸べる、といった活動を挙げた。
世界に広がる教会としてこの記念日を迎えるにあたり、バートン姉妹は自身のフェイスブック上で扶助協会の目的を示した宣言の文言に若干の修正が加えられたことに言及した。
バートン姉妹は今回の修正の理由について、主の業を推し進めるために、「主が私たち会長会に着目して欲しいと願っておられることを知るために、熱心に主に求めた」結果を反映したものであると説明した。
「最初に抱いた印象は、扶助協会の一員である神の娘たちが、イエス・キリストの贖いの教義をよく理解し、彼女たちの信仰と義を増し加えることができるように助けるというものでした」とフェイスブックに投稿した。
バートン姉妹は、中央扶助協会会長として5年奉仕している。今回の修正が、「扶助協会の姉妹たち一人一人の存在する目的や神聖な特質と永遠に関わる務めについて」よりよく理解するための助けになることを願っていると語っている。
扶助協会の歴史について、また、中央扶助協会会長会からのコメントについては教会機関誌リアホナ」3月号を参照。
<以下フェイスブックの投稿文の翻訳>
扶助協会は、女性が以下の事柄を行うことによって、永遠の命の祝福に備えられるようにします。
天の御父とイエス・キリストと主の贖罪を信じる信仰を深める。
儀式と聖約を通して個人と家族,家庭を強める。
困っている人を助けるために一致して働く。
「私たちが新しい中央扶助協会会長会として任命されたばかりの頃、主の業を推し進めるために、主が私たち会長会に着目して欲しいと願っておられることを知るために、熱心に主に求めました。最初に抱いた印象は、扶助協会の一員である神の娘たちが、イエス・キリストの贖いの教義をよく理解し、彼女たちの信仰と義を増し加えることができるように助けるというものでした。次に、家庭と家族を強めるという重大事項について考え、そのために、神の娘たちが喜んで主と交わした聖約を守るよう、奨励する必要があることを感じました。最後に、助けを必要としている人を探し、援助するために、他の補助組織と神権指導者と一致して働く必要性を感じました。これらの事柄に重点を置くことは、私たちが永遠の命という祝福を受けるふさわしさを備えることになるのです。
上記のような理由から、扶助協会の宣言にある文言を主の御心を反映した形に修正しました。
「扶助協会は、女性が以下の事柄を行うことによって、永遠の命の祝福に備えられるようにします。(モーセ書1章39節参照)天の御父とイエス・キリストと主の贖罪を信じる信仰を深める。儀式と聖約を通して個人と家族,家庭を強める。困っている人を助けるために一致して働く。」
私たちは皆さんが扶助協会の目的について学び、それに着目することによって、扶助協会の姉妹たち一人一人の存在する目的や神聖な特質と永遠に関わる務めについて理解できるように願っています。この目的を理解することは皆さんの日々の生活や行動にどのような希望と意味をもたらすでしょうか。
扶助協会の目的を記した最新版のポスターとしおりはオンラインで、または、ディストリビューションセンターで購入できます。また、詳細については以下のリンクを参照ください。」
https://www.lds.org/callings/relief-society/purposes?lang=jpn
https://www.lds.org/handbook/handbook-2-administering-the-church/relief-society?lang=jpn
https://www.lds.org/callings/relief-society/leader-resources/relief-society-materials?lang=jpn