モルモンの青少年のグループは,毎年夏になると,迫害を逃れるために手車を押して合衆国の大平原を渡った開拓者たちの旅を再現した旅に参加している。モルモンの開拓者たちはその旅において多くの困難を乗り越えたのである。
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Temple Square is always beautiful in the springtime. Gardeners work to prepare the ground for General Conference. © 2012 Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved. | 1 / 2 |
末日聖徒イエス・キリスト教会のバウンティフルステークの多くの青少年たちはすでに開拓者の旅を経験しており,ユタ州北部のデービス郡の26のステークからなる特別支援ミューチャルのメンバーたちに,167年前に初期の末日聖徒たちが経験したことを少しでも体験してもらいたいと望んでいた。
2014年7月11日金曜日,夏のユースカンファレンスの一環として,彼らはソルトレークシティーにあるディス・イズ・ザ・プレース記念公園で行われる日帰りの活動に特別支援のグループを招待した。この場所は,1847年7月24日にブリガム・ヤングに導かれた開拓者たちがソルトレーク盆地に到着した場所である。晴天続きで暑さが厳しい中にあって,時折みせた曇り空は参加者たちに安堵の表情をもたらした。
約60人の南デービスデービス郡の特別支援ミューチャルのメンバーや指導者がバウンティフルの130人の青少年と30人以上の成人アドバイザーからの歓迎を受け,開拓者体験や音楽を楽しんだ。青少年たちは当時の開拓者たちの服装をして,翌日の朝到着する予定の特別支援の参加者たちを歓迎するために,記念公園でキャンプして夜を明かした。
「南デービスの特別支援ミューチャルの若い女性の会長であるミッシェル・グレイットリは,「短縮されたプログラムですが,すばらしいものです。様々な障害をもつわたしたちの青少年たちが2マイルもある記念公園の周りを歩くのは大きな挑戦です。彼らは心臓の病気や糖尿病,脳性麻痺など,多くの特別な問題を抱えているので,これは彼らにとって本当に大きな達成です。」と述べている。
南デービスの特別支援ミューチャルの若い男性会長のジョン・オードは次のように述べた。「このような困難で,非日常的な旅の経験を通して,主の祝福や霊感を受けることは,わたしたちにとって本当に特別な機会です。わたしたちだけでなく,支援してくれる青少年にとっても大きな祝福のなることでしょう。」
17歳のウェイン・モンゴメリーと14歳のメリッサ・ヘンドリックスは1月からこの特別な開拓者の旅の計画に関わってきた。モンゴメリーには自閉症の兄弟がいて,特別支援グループのサポートができることを喜んでいる。彼は,「わたしたちが,彼らが普段できない経験をする助けをするだけでなく,彼らも力強い熱意をわたしたちに示してくれています。」と述べた。
ヘンドリックスにとって,今回が始めての開拓者の旅であったが,特別支援のグループと共に参加できたことを感謝し,「彼らと一緒にいると,自然と笑顔になれるんです。彼らは本当にすばらしい人々です。」と笑顔で述べた。
従来の開拓者の旅は通常数日間に及び,参加者は連日長い距離を歩かなければならない。青少年たちは「ファミリー」と呼ばれるグループに分かれ,旅の間すべての行動を共にする。
母親が作ってくれたエプロンを着てバウンティフルから参加しているアンドレア・フォルファートはこの旅について,楽しくて,わくわくすると表現している。「知り合いの青少年たちと一緒に過ごすのはとても楽しくて,いつも一緒にいます。 わたしたちが登った「イージーヒル」はわたしの開拓者の先祖たちが体験した地形に比べればそれほど難しいものではありませんでした。」と述べている。
「わたしたちの青少年たちはこの機会を本当に心待ちにしていました。」とバウンティフルステークのユースカンファレンス実行委員会の委員長であるデビッド・ロビンズは言う。「青少年たちは,特別支援のメンバーたちに直接奉仕できる機会を楽しみにしていました。わたしたちは,南デービスの特別支援ミューチャルとこれまで交流を深めてきましたので。」ロビンズはそう説明し,次のように付け加えた。「イベントについて彼らに説明すると,彼らは,すばらしい霊性を持っている特別支援のグループと共に活動する機会を通して,一人ひとりの価値についての見方を深めることができると考えました。」
「これほどの活動を行うには,本当に多くの人々の力が必要になります。しかし,自分の才能や愛を惜しみなく捧げようとする多くの人々のお蔭で,すばらしいプログラムになりました。このような特別な機会に参加するすべての人々が強い感銘を受けることでしょう。」とグレイットリは言う。
「わたしたちは皆,一人ひとり特別な必要を抱えています。それを理解すると互いを愛し合うようになり,より忍耐強く,寛容になります。そして線少年たちは互いにどのように接したらよいのかわたしたちに模範を示してくれます。彼らはすばらしい模範です。」とグレイットリは付け加えた。
トレイシー・プリンスは南デービスの特別支援ミューチャルのアドバイザーを17年間務めている。車椅子で活動に参加していたプリンスは,「これはわたしが決して辞めたくない教会の召しです。青少年たちは,わたしたちのことを指導者だと言いますがそうではありません。彼らの無償の愛からわたしたちが学んでいるのです。」と述べた。
デービス郡の特別支援ミューチャルは40年以上もの歴史があり,推定150人ほどのメンバーが所属しているが,教会におけるこの種のグループとしてはおそらく最大のものであるとされている。
ある女性の特別支援の参加者は,映画「リロ・アンド・スティッチ」からのセリフを引用して次のようにこの経験を要約した。「ここは誰も置き去りにされたり,忘れ去られたりすることがないところです。」
教会が提供する障がいについての情報はMormonNewsroom.orgまたはLDS.orgにてご覧いただけます。