ニュースリリース

ユタ州医療目的のマリファナ使用合法化案に対して安全で思いやりのある代替案を求める連合団体

2018年8月23日(木)、医学専門家、聖職者、法執行機関職員、教育者、そしてビジネスリーダーらからなる連合団体が、ユタ州会議事堂に集結し、今秋投票が行われる医療目的のマリファナ使用合法化案への反対意見を述べた。

連合団体のメンバーらは、他州ではマリファナ使用の合法化によって、公衆衛生と安全への重大な懸念として、青少年における薬剤使用の増加、危険な状態での自動車運転の増加、救急外来患者の増加があったことなどを訴えた。

 

「今年11月に条項第2号として投票が行われるマリファナ合法化案は、患者の安全かつ合理的なマリファナ入手を可能する一方で、青少年を守り、その他の社会的弊害の予防策を講じた適切なバランスの取れた案になっていない」とユタ州の薬剤安全性を求める団体(Drug Safe Utah)とユタ州医師会のCEOであるミッシェル・マクオンバーは語った。

連合団体の声明の全容はこちら

「わたしたちは、適切な管理と安全策によって弱い立場の人々が守られ、マリファナが本当に医療目的としてのみ使用される限り、マリファナの派生物を医療目的で使用することに反対していません」と連合団体を代表してマクオンバーは述べた。

「マリファナが医師によって用量を示して処方され、資格のある薬局を通して購入される限り、教会はマリファナの医療目的の使用に反対しません。わたしたちは、適切な規制なくマリファナの医療目的あるいは娯楽目的での使用が認められた他の州でのその後の経過と、州民の健康と安全に及ぼされた重大な結果に対し、深く憂慮しています」と連合団体のメンバーで末日聖徒イエス・キリスト教会、中央幹部七十人のジャック・N・ゲラード長老は述べた。

「キリスト教徒として自分たちに何ができるかについて経験と理解のある人を含め、より広い範囲から地域社会の人々を結集して、人々を苦痛から解放し病人を助けたいとわたしたちは望んでいます」とゲラード長老は語った。

聖公会ユタ教区のスコット・ハヤシビショップは「条項第2号は現在のままの状態では深刻な問題がありますが、医療的大麻使用によって恩恵を受ける人にはそれが入手できるような条項にするように働きかけることを誓います」と述べた。

「条項第2号は医療についての条項ではありません。これはユタ州内に娯楽的マリファナ使用を招き入れる、欠点の多い条項です。…条項第2号によれば、マリファナカード入手資格のある疾患として挙げられた項目によると、ほぼすべての人が簡単にカードを入手することが可能になります」とユタ州医師会のアダム・テインター博士は述べた。

「条項第2号についてわたしが最も不安に感じているのは、患者に益をもたらすことが最優先されていないことです」とメディアイベントで話したエネディア・スタンガーは語った。スタンガーは、体の結合組織が影響を受ける遺伝性疾患エーラー・ダンロス症候群を有し、その症状を治療するための医療的大麻を入手するためにユタ州からコロラド州に引っ越した。「わたしたちは医療的大麻使用が可能になるかもしれないことを嬉しく思います。ただ、正しい条項を作りましょう」と付け加えた。

「[条項第2号]は子供、青少年、家族を守るように作られていません。実際に、日夜絶えず苦痛を経験している子供とその親たちのことをわたしたちは親身になってとても心配しています。希望の持てる解決策を探しています」と教会の中央初等協会会長会第一顧問のリサ・L・ハークネス姉妹は話した。

「わたしたちは立法府、患者、地域の利害関係者らが、ユタ州民全体を考えた解決策を考えるために協力してくださるように要請します。過去に作られたユタ州独特の政策によって、礼節、思いやり、妥協の精神が生み出され、これらによって今まで、同様に効果的な政策を生み出すことができたと確信しています」とマクオンバーは語った。

メディアイベントで発言した連合団体のメンバーは、ユタ州医師会のアダム・テインター博士、患者代表のエネディナ・スタンガー、ユタ州保安官協会のアロン・ケナード、ユタ州PTAのディアン・ケッテンリング、聖公会ユタ教区のスコット・ハヤシビショップ、末日聖徒イエス・キリスト教会のジャック・ゲラード長老、患者代表のネイサン・フロッドシャムとトッド・ムーン、そしてソルトレーク会議所次期会頭のスティーブ・スタークスであった。

教会のユタ地域会長のクレイグ・C・クリステンセン長老は、ユタ州内の教会員に今回のマリファナ合法化案に反対票を投じることを要請するメールを送っている。

「教会は、医学専門家、公務員、地域の利害関係者らからなる連合団体に参加し、必要とする人に医療的マリファナを提供できる安全かつ思いやりある方法を求めています。条項第2号が合法化されても危害が及ぶことのないように、ユタ州民全員にとって良い解決策を見出すために医学専門家、患者、地域社会の指導者らと共に、選出されたユタ州役員に呼び掛けましょう」とクリステンセン長老は話した。

補足のリソース:

  • ユタ州の条項第2号についての法的分析
  • 教会のユタ地域会長クレイグ・C・クリステンセン長老からのメッセージ

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連合団体の声明

この声明は、2018年8月23日(木)、ユタ州会議事堂で開かれた記者会見において、ユタ州医師会のミッシェル・マクオンバーによって発表された。

医療マリファナの問題については、賛成派、反対派共に強い感情と意見が出されています。一方に、マリファナ合法化を可決した州では、青少年における薬剤使用増加、運転能力が障害された状態での自動車運転による危険の増加、緊急診療部受診者の増加などと共に、公衆の衛生と安全に深刻な問題点があるとされています。他方では、消耗性疼痛やその他の疾患を抱える患者に対し、従来の治療法では疼痛緩和ができていないという現状がありました。今年11月に投票が行われる条項第2号である医療目的のマリファナ使用合法化案は、患者の安全かつ合理的なマリファナ入手、そして青少年を守りその他の社会的有害性を予防するという2つに、適切なバランスが取れていません。

わたしたちは条項第2号に強く反対します。しかし、弱い立場の人々が守られ、マリファナが本当に医療目的としてのみ使用されるのであれば、マリファナの派生物を医療目的で使用することに反対しません。さらに、医療的マリファナ使用がもたらすリスクと効果に関する研究を継続することは最優先課題であると同時に、現在の科学的エビデンスでは、マリファナに含まれる成分により効果がもたらされる可能性のある患者もいることは示唆されています。

わたしたちはユタ州の有権者に対し、条項第2号に票を投じてくださるように要請します。また、わたしたちは立法府、患者、地域の利害関係者らが、ユタ州民全体を考えた解決策を考えるために協力してくださるように要請します。過去に作られたユタ州独特の政策によって、礼節、思いやり、妥協の精神が生み出され、これらによって今まで、同様に効果的な政策を生み出すことができたと確信しています。

敬具

メディアイベントに参加した連合団体支持者リスト。薬剤安全性を求める団体は、連合加入者が今後も増え続けると考えている。

ユタ州医師会、アダム・テインター博士

患者代表、エネディナ・スタンジャー

ユタ州保安官協会、アロン・ケナード

ユタ州PTA、ディアン・ケッテンリング

聖公会ユタ教区、スコット・ハヤシビショップ

末日聖徒イエス・キリスト教会、ジャック・N・ゲラード長老

患者代表、ネイサン・フロッドシャム

患者代表、トッド・ムーン

ソルトレーク会議所次期会頭、スティーブ・スタークス

米国国会議員、ロブ・ビショップ

米国国会議員、クリス・スチュワート

ザイオンズ銀行頭取兼CEO、スコット・アンダーソン

LHMグループオーナー兼議長、ゲイル・ミラー

カレン・ハンツマン

元州知事・元米国保健福祉省長官、マイク・リービット

ハンツマン財団社長、デビッド・ハンツマン

元米国大統領候補、ミット・ロムニー

弁護士・教育指導者、ジム・ジャーダイン

ガードナー社・会長、ケム・ガードナー

ソルトレーク郡保安官・元支持者、ロージー・リベラ

元知事経済成長局事務局長、スペンサー・P・エクルス

元ソルトレークシティ議会議員、カールトン・クリステンセン

ソルトレークシティ郡議会議長、エイミー・ウィンダー・ニュートン

ソルトレーク商業会議所会頭兼CEO、デレク・ミラー

オグデン市ベリアン・バプティスト教会、デイブ・モーリナック

スタンディング・トゥギャザー会長、グレゴリー・ジョンソン師

ユタ州上院議長、ウェイン・ニーダーハウザー

ユタ州下院議長、グレッグ・ヒューズ

ユタ州上院多数党院内幹事、スチュアート・アダムス

ユタ州上院多数党院内総務、ブラッド・ウィルソン

元ユタ州上院議員、カレン・ヘイル

ユタ州上院議員、ジェイク・アンドレッグ

ユタ州上院議員、カート・ブラムブル

ユタ州上院議員、スーザン・ブラムブル

ユタ州上院議員、アレン・クリステンセン

ユタ州上院議員、ウェイン・ハーパー

ユタ州上院議員、ライル・ヒルヤード

ユタ州上院議員、ドン・イプソン

ユタ州上院議員、ピーター・ナドセン

ユタ州上院議員、アン・ミルナー

ユタ州上院議員、ラルフ・オーカーランド

ユタ州上院議員、ジェリー・スティーブンソン

ユタ州上院議員、エバン・ビッカーズ

ユタ州代議士、シェリル・アトキンス

ユタ州代議士・医学博士、スチュアート・バーロウ

ユタ州代議士、ウォルト・ブルックス

ユタ州代議士、ラバー・クリステンセン

ユタ州代議士、ティム・ホークス

ユタ州代議士、ケン・アイボリー

ユタ州代議士、カリアンヌ・リソンビー

ユタ州代議士、コリー・マロイ

ユタ州代議士、マイク・マッケル

ユタ州代議士、ケリー・マイルズ

ユタ州代議士、メリル・ネルソン

ユタ州代議士、マイク・ノエル

ユタ州代議士、ダリン・オーエンス

ユタ州代議士、リー・ペリー

ユタ州代議士、ジェレミー・ピーターソン

ユタ州代議士、バル・ポッター

ユタ州代議士、ティム・クイン

ユタ州代議士、アダム・ロバートソン

ユタ州代議士、ローリー・スノー

ユタ州代議士、ケビン・ストラットン

ユタ州代議士、ノーム・サーストン

ユタ州代議士、ローガン・ワイルド

弁護士、キム・R・ウィルソン

ディベロッパー・慈善家、ウォルト・プラム

医学博士、マイク・ケネディ

歯科口腔外科博士・歯科医師、ジェニファー・ブラウン

トゥルース・アバウト・プロップ2・会長、エド・ケネディ

郡弁護士候補、ネイサン・エバーシェッド

支持団体

米国緊急医学会ユタ州支部

シチズン・フォア・ストロング・ファミリー

ファミリー・ファースト財団

ファミリー・ポリシー・ソース

フラターナル・オーダー・オブ・ポリス

イスラミック・ソサイエティ・オブ・グレーター・ソルトレーク

ラティノ・イン・アクション

メリディアン・マガジン

ニュークエスト・グループ

ソルトレーク商業会議所

ソルトレークシティ警察協会

サザーランド・インスティテュート

末日聖徒イエス・キリスト教会

ユタ州イーグル・フォーラム

聖公会ユタ教区

ユタ州ヒスパニック商業会議所

ユタ州病院協会

ユタ州医師会

ユタ州麻薬取締官協会

ユタ州PTA

ユタ州保安官協会

ユタ州麻酔科医学会、ユタ支部

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