カリフォルニア州のモルモン(末日聖徒)の開拓者らの歴史を祝う新しいミュージカルは、1846年に宗教的迫害から逃れるために、ニューヨークからカリフォルニアに航海したブルックリン号の乗客らについての物語である。
- Ship Brooklyn
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2018年7月27~28日(金・土)、カリフォルニア州オークランドにあるオークランド・テンプル・ヒル・オーディトリアムにおいて「シップ・ブルックリン(Ship Brooklyn)」の無料公演が数回開催された。
配役とスタッフはすべてボランティアであった。
「教会の開拓者歴史はソルトレークで終わったのではありません」とカリフォルニア州の末日聖徒イエス・キリスト教会の「生きた歴史伝道部(Living History Mission)」の幹部書記で自身も開拓者団の一人を演じるキース・ボンドは語った。
「それは危険な旅、信仰の旅、そして希望の旅でもありました」とイベント主催者のリック・コプフは述べた。
1846年2月4日にニューヨーク市を出港した当時、ブルックリン号には238名の乗客がおり、食料もたくさんあった。同じ日には、末日聖徒の開拓者らのもう一つのグループがイリノイ州ノーブーを出発しソルトレークバレーに向かっていた。「乗客のうち100名は子供でした。ニューヨーク港を出て南米の最南端を回る船旅でしたが帆船にとっては危険な航海でした」とコプフは説明した。
この航海の旅は、教会のブリガム・ヤング大管長の指示のもと、印刷業を営む末日聖徒のサム・ブランナンが一行を率いていた。船は航海の費用を賄うための貨物運搬のためにハワイに寄った後、1846年7月末にイエルバ・ブエナ(現在のサンフランシスコ)に到着した。
混雑した船内で6カ月を過ごした後に上陸でき、領地への移住を手伝えることを聖徒らは喜んだ。
彼らは印刷機、農具、学校を作るための本、最初の図書館、そして最初の新聞(「カリフォルニア・スター」)も作った。新聞は後にゴールドラッシュを告げる媒体となった。 週末の開拓者祝賀イベントには、展示物、子供の作品、ゲーム、音楽などがあり、4,000人以上が出席した。
訪れた人々はショー開始の前に、オークランド・インターステーク・センターの中庭とカリフォルニア州オークランド神殿訪問者センターで開催された無料の開拓者の活動にも参加した。
活動にはボランティアが教える縄作り、ぬいぐるみ作りが行われた。
開拓者がどれほど狭い場所で寝ていたかを体験できるように、実物大の船内寝室も展示された。
「開拓者の歴史を通して人々をキリストの元に来るように招待することができ、彼らの先祖の遺産を知らせることで心の琴線に触れることができます」とボンドは述べた。彼は、現在カリフォルニア州の「生きた歴史伝道部」には約200人の奉仕宣教師がいるが、もっとボランティアが必要だという。
詳細はhttp://www.californialivinghistory.org/を参照。