ニュースリリース

地元のステーク,東京都内の児童養護施設に図書室を設けるために連携する

世界最大都市の一つである東京には孤児となった子供が数多くいる

児童養護施設を自分の家と呼ぶその子供たちは,児童養護施設に保護されて食事や衣服が与えられ,安全な住居で,愛を受けて暮らしている。何年にもわたって,寛大な人々や団体が,こうした子供たちがより良い生活を送れるようにリソースや資金および時間を惜しみなく寄付してきた。そうした行いは思いやりに満ちた終わることのない人道支援サービスの取り組みである。

 

こうした継続するニーズに対して,東京南ステーク(英語を主言語とするステーク)は取り組みに参画することを決定した。長年にわたり児童養護施設を支援してきている穂積菜穂氏の提案をもとに,図書を通して識字能力を高めることが必要であると判断した。その決定をもとに,ステークのコミュニケーション・チームが2つの児童養護施設,「つむぎの家」、「星美ホーム」に図書室を設置し蔵書する計画を策定した。その計画には,本棚や敷物,照明,および座布団などの家具・備品を購入するために使用する教会から承認された人道支援のための寄付金10,000ドル(約105万円)も含まれている。

東京ステーク第一ワードの会員たちは「つむぎの家」に設置する最初の図書室の準備に携わる予定である。「つむぎの家」はこの図書室の計画を成功させるためにさらに多くの本の寄贈を必要としている。この児童養護施設では,特に4歳から17歳の子供を対象とした状態の良い日本語の古本および英語の絵本を使用する計画である。*送付先住所は下記に記載。

穂積氏は次のように述べた。「新型コロナウィルス・パンデミックの中での生活はわたしたち全員にとって困難なものですが,児童養護施設で暮らしている子供たちはさらに困難な状況に直面しています。わたしたちは子供たちの毎日の生活を明るくし,子供たちが集まり,本を読んだり,読んでもらったりして,登場人物についていろいろ考えたり想像したりして楽しい時間を過ごせるよう,図書室プロジェクトを始めました。わたしたちは様々な困難を抱えて生きている子供たちに,生活必需品だけでなく,新たな体験や発見を経験してもらえるのを楽しみにしています。わたしたちは勇気と優しさ,安心感を与えたいと思いますし,わたしたちが支援する子供たちがいつの日か,幸福の輪を形成できることを願っています。」

地域社会に暮らす教会外の方も本の寄贈や準備作業等,このプロジェクトの取り組みに参加するよう招待される予定である。教会はMacaron Laboratories(マカロン研究所),西町インターナショナルスクールおよび地元の家族と連携して本の寄贈と準備を行っている。

このプロジェクトはコロナウィルス・パンデミックにより遅れる可能性はあるが,2021年4月の最終週に完了する予定である。

*寄贈する本の送付先情報:

〒106-0047

東京都港区南麻布5-8-8

末日聖徒イエス・キリスト教会

アジア北エリアオフィス

ジョン・シェファード宛

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