クリスマスの季節である12月に,イエス・キリストについてのメッセージを分かち合うための取り組みが末日聖徒イエス・キリスト教会により始まった。一か月かけてのクリスマスキャンペーンは,イエス・キリストを神聖な贈り物として示された天の御父の愛に焦点を当てている(ヨハネ3:16参照)。「主こそ贈り物」キャンペーンはその一か月間にソーシャルメディア,訪問者センターの展示,会員や宣教師たちのツール,オンラインの有料広告やニューヨークシティーのタイムズスクエアの野外広告により何百万に及ぶ人々に届けられることになっている。
「クリスマスは,神の聖なる贈り物のおかげでわたしたちがどのようになれるかを深く考えるときです」と十二使徒定員会のラッセル・M・ネルソン長老は述べた。「わたしたちがその贈り物を見いだすと,わたしたちは神の計り知れない愛と救い主がわたしたちにとって絶対に必要であることを学びます。わたしたちがその贈り物を受け入れるなら,イエス・キリストを信じる信仰とさらに主に近づきたいという望みが強くなります。わたしたちがその贈り物を分かち合うとき,すべての人々にそのメッセージを聞くように招いた主の足跡をたどることになるのです。」
11月28日から12月25日まで,毎日ソーシャルメディアへの投稿を受け付けている。オンラインコンテンツをシェアする場合,ハッシュタグ#「すべての人に贈り物を」をソーシャルメディアチャンネルで使うように奨励されている。
教会はウェブサイト,Christmas.mormon.org, を開設し,そこには「主こそ贈り物」の動画がある。これは閲覧する人々にクリスマスの季節にありがちな商業的でストレスの多い傾向を切り替えて,クリスマスとはほんとうは何であるのかを思い起こさせてくれる。ウェブサイトと動画は20の言語:英語,スペイン語,ポルトガル語,アルメニア語,セブアノ語,中国語,オランダ語,フランス語,ドイツ語,インドネシア語,イタリア語,日本語,韓国語,ラトビア語,ポーランド語,ロシア語,スウェーデン語,タガログ語,タイ語,およびウクライナ語で視聴できる。
ウェブサイトにはさらにクリスマスの物語を詳しく述べたページ,#すべての人にこの贈り物を,のアイデアや,イエス・キリストに焦点を当てたさらなるリソースへのリンクが含まれている。これに加えて,サイトには会員が作った英語,スペイン語,ポルトガル語を含む複数の言語のコンテンツを配信するためのサービスもある。
12月7日には教会の「主こそ贈り物」キャンペーンが7か国でYouTubeのマストヘッドとなり,およそ2億7百万の閲覧者を見越している。7か国にはアメリカ合衆国,カナダ,メキシコ,アルゼンチン,チリ,コロンビアおよびブラジルが含まれる。マストヘッドは動画の短縮版を流し,ウェブサイトにアクセスするように案内している。
宣教師たちは12月中キャンペーンを推進するためにパスアロングカードを持っている。
テンプルスクエアを含むアメリカ合衆国と海外の15の訪問者センターでは,訪問者がクリスマスの季節の間,楽しめるように「主こそ贈り物」の展示をしている。ほかにはクモラの丘,ハイドパークチャペル,アイダホフォールズ,ミズーリ州インデペンデンス,ハワイ・ライエ,イギリス・ロンドン神殿,ロサンゼルス,アリゾナ州メサ,メキシコ・シティー,ニュージーランド,カリフォルニア州オークランド,ユタ州パークシティー,オレゴン州ポートランドおよびユタ州セントジョージがある。
「主こそ贈り物」キャンペーンはソルトレークシティのテンプルスクエアに拠点を置く教会の宣教師管理部が計画したものである。復活祭のときの「イエスのおかげで」という一週間のキャンペーンは世界中の興味をわかせた。投稿された後,YouTubeの動画は最初の一週間ほどで5百万以上の閲覧があった。