ニュースリリース

新しい教会歴史書籍「聖徒たち」に焦点を当てたクック長老の放送

イリノイ州ノーブーで開催されたライブイベントで質問に答える教会歴史家たち

2018年9月9日(日)夕方、荘厳なイリノイ州ノーブー神殿を背景にして250人以上のヤングアダルトが参加する中、十二使徒定員会のクエンティン・L・クック長老が末日聖徒イエス・キリスト教会の歴史に関するディスカッションをリードするホストとしてFace to Faceディボーショナルが開催され、その模様が世界中に放送された。このディボーショナルは、ミシシッピ川沿いにある歴史的な場所を用いて野外で開催された。

 教会歴史家のケイト・ホルブルックとマット・グロウがクック長老と共に、世界中から参加したヤングアダルト(年齢18~30歳の独身または既婚者)からの質問に答えた。

このイベントは教会の物語調の公式歴史書「聖徒たち:末日におけるイエス・キリスト教会の物語」の第1巻発行に続くものである。この書籍は、90年ぶりに教会が発行する複数巻からなる歴史書の第1巻となる。

クック長老は今回のイベントに参加する前に「聖徒たち」を読んでおくようにと参加者たちに伝えていた。

「時代は変わりましたが、教会初期の会員たちの信仰が試されたときに助けとなった原則は、今日のわたしたちにとっても同様に重要なものであることがわかると思います」と末日聖徒の使徒は述べた。

全4巻のうち第1巻「聖徒たち:真理の旗」は、ジョセフ・スミスがまだ子供だった1815年にさかのぼる回復の話から始まり、聖徒たちが迫害を逃れて西部に向かう前にノーブーに最初に建てられた神殿で開拓者らが礼拝する1846年で終わる。

「わたしは教会歴史がずっと大好きでした。主を愛し、主に仕えるために最善を尽くした謙遜で信仰深い人々の素晴らしい物語にあふれているからです。初期の聖徒たちと彼らの物語について学ぶことで、わたしの信仰が強められることがよくありました」とクック長老は述べた。

生放送中、米国からペルー、カナダからアルゼンチンと世界中のヤングアダルトから、一夫多妻、最初の示現、モルモン書の翻訳に関してなど、さまざまな質問が3人のホスト役に向けて投げかけられた。

「初期の教会は若い人々の教会でした。改宗者は十代または二十代がほとんどでした。そんな若い人たちが教会を築いたのです。ですから今日の若い人々に教会初期の会員の歴史について話せるのはとても嬉しいことです。皆さんにも教会歴史の中に描かれる聖徒たちと同じ経験をしている人がいると思いますし、皆さん自身の使命と役割についても考える機会になると思います」と教会歴史部の出版ディレクターのマット・グロウは話した。

末日聖徒の女性の歴史を専門とするケイト・ホルブルックは「女性が教会を形作るのにどのように貢献したか、彼女たちの物語や経験はとても大切で、そういった話がこの新しく発行された第1巻に書かれています」と述べた。

「聖徒たち」は大管長会の指示の下,教会歴史家らが調査に当たり,各巻を執筆した。この書籍は14の言語で発行されている。第1巻のオーディオ版は英語、スペイン語、ポルトガル語で完成している。この書籍のデジタル版のダウンロード回数はすでに約25万回に達している。

教会は世界の188におよぶ国・居留地・領地に1600万人以上の会員を有している。

放送の視聴はYSAFace2Face.lds.org、新しい歴史書籍についての詳細はsaints.lds.orgを参照のこと。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.