9月上旬に発表された会員のための宣教師リフェローシステムの最新版では,友人を宣教師に会わせるというプロセスが簡素化され,改善されています。
教会員であるケネス・“KB”・ボッグズは,新しく公開された動画の中で,友人が宣教師と会えるように助けた経験について分かち合いました。「クリスのことがしばらくの間気にかかっていました。小学校のときから一緒ですが,自分が教会員だとは一度も話したことがありませんでした。」
友人のマイク・マドセンとともに,KBはクリスとケイティ・ブッシュに福音を紹介しました。この夫婦は,人生において教会や,生活の中でより身近に感じられる宗教を探し求めていたのです。「導きと助けを求めて,ただ神に叫び求めたときのことを覚えています」とクリスは言います。「それから1,2週間すると,幼馴染のKBが電話をかけてきました。……〔彼が教会員だと〕言ったとき,少しあっけにとられましたが,KBがどういう人物か知っていましたから,もし彼が教会員であるならば,そうである理由が明らかにあるはずでした。」
ケイティとクリスは,マイクとKBがコンタクトした後,宣教師と会うことに同意しました。クリスはそのときのことをこう回想します。「マイクはわたしたちの代わりに宣教師にコンタクトしてくれて,宣教師が電話をかけてきたのはそれから30分も経たなかったと思います。」
リフェロープロセス
最新のリフェロープロセスは,宣教師とリフェローを出す会員が迅速につながれるように作られています。そうすることにより,会員の友人が福音のレッスンに最もよく向き合えるような経験を計画することができます。
あなたの友人や知り合いが宣教師と会うことに同意したときにやるべきことは,「会員ツール」アプリ(AppleやAndroidで利用可能)もしくはChurchofJesuschrist.orgのリフェローページにあるリフェローフォームに記入することだけです。あなたの連絡先情報と宣教師への伝言を残すこともできます。
フォームが提出されると,会員のリフェローを助ける割り当てを受けている姉妹宣教師があなたにコンタクトします。姉妹宣教師は適切なエリアへリフェローを割り当て,あなたと地元の宣教師をつなぐ手助けをしてくれます。
地元の宣教師もあなたの連絡先情報をリフェローとともに受け取ります。これにより,地元の宣教師と,リフェローした友人のニーズや状況について話し合うことができます。友人がすばらしい経験をするにはどう助ければよいか,彼らに伝えることができます。さらに,好きなだけ宣教師のレッスンに加わることができるという選択肢もあります。
ともに教える
「宣教師は,「わたしの福音を述べ伝えなさい」で、会員から受けるリフェローはすべて,大切に扱うべきだと教わっています」と語るのは七十人のマーカス・B・ナッシュ長老です。「宣教師がリフェローを受け取るとき,あなたの友人を助ける最善の方法をあなたに尋ねるようにと教わっています。会員と宣教師がともに働くとき,あなたの友人がイエス・キリストに近づけるよう助けを与え,意義深い経験を生み出せるよう,主が霊感をお与えになります。」
ブッシュ家族に対する取り組みについてマイクはこのように述べています。「今,わたしたちが生きている時代は驚くべきときです。なぜなら,友人のKBとわたしは宣教師のレッスンに毎回同席できたからです。小さな携帯電話がテーブルに置かれ,わたしたちもまるで同じ部屋にいるかのようでした。」
この新たな双方向のプロセスにより,イエス・キリストの福音に関心を持つ友人をサポートし,励ますための門戸が開くことでしょう。変更されたこれらのリフェロープロセスは,現在33の言語で提供されています。これらの取り組みに対する訓練や拡張は,今後も引き続き実施される予定です。
詳しく学ぶには,あるいはリフェローを送るには,churchofjesuschrist.org/referralsにアクセスしてください。