令和2年4月22日、東京医科大学八王子医療センター特別会議室において、末日聖徒イエス・キリスト教会は東京医科大学八王子医療センターに対し、マスク5,000枚を寄贈した。
末日聖徒イエス・キリスト教会からは、地域七十人のサブストローム長老と町田ステーク奉仕宣教師で広報ディレクターの丸山長老が、東京医科大学八王子医療センターからは池田病院長、鳥羽副院長(看護部長)、𠮷岡事務部長、富田総務課長、北村資材課長が参加し、贈呈式が行われた。
丸山長老は、東京医科大学八王子医療センターに防火防災対策室長として勤務している関係で、コロナウィルスが蔓延する中、マスクが医療現場にも届きにくくなった2月始めに、教会福祉部に問い合わせたことによって、今回の話が実現したもの。
八王子医療センターには、約1200人の医師、看護師、検査技師、薬剤師、事務職員等が勤務しており、ベッド数610床で災害拠点中核病院であり、第2種感染症指定医療機関でもあり、1日あたり約1,000枚のマスクを使用している。
現在も、業者からのマスクの入荷は難しく、国や東京都から配布されるものに頼っている状況で、困窮している。
消毒用アルコールについても、入荷が困難だが、職員はもとより、入院患者や外来患者にも必要としているため、大変困窮しており、追加で教会から消毒用アルコール500ml、48本を4月27日に寄贈する予定。
池田病院長をはじめ病院関係者は、「このような大変な時に、マスクと消毒用アルコールを寄贈していただき、心から感謝します。大切に使わせていただきます。」と述べ、サブストローム長老、教会に対して感謝の意を表した。
また、今回の寄贈は、病院が助かると同時に、多くの市民の安全、安心、そして、救命に寄与するものであるとして、教会に対して感謝状が出された。
この人道的支援を通し、教会が医療機関に対して大きな貢献をすることができたと同時に、間接的ではあるが、神様の大切な子供たちの命を守るために奉仕ができた。