ハリケーン「フローレンス」が米国南東海岸に上陸する中、末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援部門では支援活動の準備が完了した。
- Hurricane Florence
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ソルトレークシティにある中央ビショップの倉において、ボランティアがシフトを組み食料品の箱詰めを行った。ハリケーンの被災者やその他の人々に提供できるように、月曜日にはアトランタに向けて発送する。
「教会は独自のトラック隊を持っています。支援物資を提供できるだけでなく、トラックへの積込み作業と、必要に応じて物資を運搬することも自前で行えます」と中央ビショップの倉のマネージャーであるジョン・ホプキンスは述べた。
ホプキンスによると、200人のボランティアがビーフシチュー、チリビーンズ缶、ツナ缶、シリアル、グラノラなどが入った食料品キットを2,800セット準備しているという。
そして「人道支援のためにボランティアが集まり、国の反対側にいる隣人に支援物資を提供できるように作業しています」と付け加えた。
「自分がいつ被災者となり助けてもらう立場になるかわかりません。それに自分が何らかの問題解決の一助となれるのは嬉しいものです。被災者は遠方にいる人々ですが、自分にもできることがあります」とボランティアのカンブリア・クックは語った。
地元の救援団体と共に、LDS慈善事業団は世界中の緊急事態に短期的な援助を行い、医療器具、文房具、衛生用品のほか食料品、水、避難所、衣類など生命維持に必要な物資を提供している。
LDS慈善事業団は、教会の人道的援助基金に献金することを呼びかけるなど、緊急時にどのように支援すればよいかの提案も行っている。
さらに、ハリケーン「フローレンス」のがれき撤去作業のボランティアを希望する人のためのウェブページも準備された。詳細はJustServe.org/Florenceにアクセス。
教会は台風「マンクット」に襲われたフィリピンにも、避難所提供と支援活動を行っている。