ニュースリリース

2019年のルーツテックが閉幕

「皆さんには先祖探求ができます!」と励ますベドナー姉妹

2019年2月27日~3月2日、ソルトレークシティのソルトパレス・コンベンションセンターで開催されたは世界最大の家族歴史カンファレンス「ルーツテック2019」には多くの参加者が集まり、先祖を探求し先祖とのつながりを調べる姿が見られた。

    2019年のルーツテックが閉幕:ベドナー長老・姉妹がファミリー・ディスカバリー・デーで講演  

2年連続してルーツテックのテーマは「先祖とつながり、家族の一員となる」であった。「先祖とつながり家族の一員となることで大きな喜びがもたらされます。たった1年でこのテーマをやめにすることはできませんでした。わたしたち個人の人生の旅に行うべき重要なことの一つは、先祖とのつながりを突き止め、彼らの家族の一員となることです」とルーツテック・カンファレンスのディレクターであるジェン・アレンは説明した。

今回のカンファレンスは、末日聖徒イエス・キリスト教会が2月27日に国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)に200万ドルを寄付して始まった。この寄付金は何年も前に家族と断たれたアフリカ系家族のつながりを取り戻すための完璧なパートナーシップを意味するという。

ファミリー・ディスカバリー・デー

十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老と妻のスーザンは、土曜日に開かれたファミリー・ディスカバリー・デーの基調講演の演者であった。これはルーツテック・カンファレンスの最終日に開かれてきた催しで、末日聖徒のイベントに焦点を当てたものである。

「このセッションを始めるにあたり、一つの明白な事柄についてお話します。ルーツテックは世界一の家族歴史カンファレンスであり、わたしたちはきょうここに来ることができたことを祝福だと感じています」とベドナー長老は語った。

「神は全人類の父であられ、ご自分の家族全員を集めて祝福することを切望しておられます。わたしたちは先祖を探求し彼らの名前を集めることによって神に仕えます」とベドナー長老は説明した。

そして「きょう、そしていつも、わたしたちはイエス・キリストの聖なる使命を証する者となり、回復のメッセージを宣言します」とベドナー長老は続けた。

ベドナー姉妹は、ソルトパレスに集まった大勢の人々と、LDS.orgを経由して集会にオンライン参加したさらにたくさんの人々に向い「皆さんにはこれが使えます。わたしたちには、神の息子、娘たちを集めるために尽力するという大きな責任があります。この末日における業を成し遂げるために、神はわたしたちにリソースと道具を与えて下さっています。誰にでも、どんな人にでも支援の手を差し伸べることができるのです」と述べた。

ベドナー夫妻は、ハイテクを使った先祖探求の方法もあれば、テクノロジーを使わずにそれを行う方法もあると語った。ベドナー姉妹は観衆に向かい、隣の席に座っている人と自分の先祖について分かち合い、なぜその先祖が自分にとって重要かを伝えて欲しいと述べた。そして、「自分の先祖について隣人と語るときに、どのように感じましたか?」と尋ねた。

ベドナー長老は観衆に、スマホを取り出してファミリーツリー・アプリを開き、「わたしの周りの親戚(Relatives Around Me)」をクリックするように招いた。そして、「友人をスキャンする(Scan for Friends)」が表示されますが、この機能は、自分から100フィート(約30メートル)以内にいて、このアプリの同じ画面を開いている人を探し出すことで、以前は知らなかったつながりを発見することを可能にするものです」と伝えた。会場にいた参加者らはこの機能を使った活動を楽しんでいた。

基調講演の演者と特別ゲスト

今年ルーツテックは、自分の先祖とつながることの重要性について特別な思いを持っている有名人数名を基調講演者として招待した。

木曜日には、「Hey! レイモンド(原題:Everybody Loves Raymond)」に出演したことでよく知られる女優でエミー賞を2回受賞したパトリシア・ヒートンが講演した。

その他にも、オーストラリア人のビジネスマンで実の家族からはぐれた自身の経験が映画「ライオン ~25年目のただいま~(原題:Lion)」の原作となったサルー・ブライアリーと、ハワイ州ホノルル出身の音楽家・作曲家であるジェイク・シマブクロが基調講演で話した。

金曜夜に開かれた特別ゲストによる公演には、BYU社交ダンスカンパニー、そして英国のテレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ(Dancing with the Stars)」に出演し有名となった大物ダンサーで振付師のデレク・ハフが出演した。

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