「主がテクノロジーやツールに霊感をお与えになったため、わたしたちは伝道活動と家族歴史活動を合体させることから、この神権時代にいまだかつてないほどの恩恵を受けることができます。」(デビッド・A・ベドナー長老「伝道、家族歴史および神殿活動」2013年6月25日に行われた新任伝道部会長セミナーでの説教抜粋)
ヘンリー・B・アイリング長老管長の日本の教会の劇的発展の預言を成就するに当たり、ベドナー長老の上記のメッセージは、その突破口を開く重要なメッセージと捉えています。家族歴史活動を伝道活動推進の大きな鍵と捉えて、ステークを挙げて取り組むとき、非常のすばらしい改宗の奇跡を見ることが出来ると確信しています。
この重要なメッセージを踏まえ、沖縄神殿建設が発表され、神殿の鍬入れ式が2020年12月に行われることが発表されたことを受けて、ステーク会長会は、以下のような2021年度の沖縄ステークのテーマや目標を発表しました。
2021年度沖縄ステークテーマと目標
テーマ:沖縄神殿建設に向けて幕の両側の人々への伝道に取り組む。
① 10歳以上の全ての会員が教会アカウントを作成し、ファミリーサーチにアクセスできる。
② 自分自身のファミリーサーチにアクセスし、儀式の提出を行う。
③ 家族のファミリーツリーを完成させる。(家族をつなぐ)
④ ファミリーツリー内の記録を整理する。(データ標準化と融合作業)
⑤ ミニスタリングブラザー、シスターが、担当会員のアクセスと作成を助ける。
⑥ 青少年を含むすべての会員が神殿推薦状を保持する。
⑦ すべての会員(初等協会、青少年を含む)が家族歴史を活用し、人々に福音を宣べ伝える。
⑧ ひとりがひとりに「思い出アプリ」を紹介する。
⑨ 沖縄神殿紹介カードを友人にプレゼントする。
ステーク会長会は、沖縄神殿建設へ向けての準備に並々ならぬ決意で臨んでいます。私たちもその目標達成を支援すべく、神殿・家族歴史フェアーを開催いたしました。「うまんちゅ結フェアー」と名付けられた今回のイベントは、主に青少年とYSAの若人たちをターゲットにして、2020年11月22日(日)18:00-19:00の1時間、Youtubeライブの形式でファミリーツリーに関するプレゼンテーションを行いました。
青少年やYSAの若人たちが、ファミリーツリーへの入力、整理作業、および神殿への名前の提出、そして他の教会員を助けながら、教会員ではないお友だちにも「思い出アプリ」や「ファミリーツリーアプリ」を用いて紹介できるように励ます集会となれるように企画、実施しました。初めての試みであるため、出だしに多少の不具合はありましたが、司会を務めた喜瀬愛莉姉妹と姉妹宣教師たちの明るく絶妙な受け答えを楽しみながら、ファミリーツリーの大切さを説明する動画や2人の青少年たちのデモンストレーションと証が皆の心を高めました。また、今回はチャットに視聴者からの質問が多数寄せられ、リアルタイムでそれらの質問に答えるコーナーも設けられました。ステーク神殿・家族歴史担当高等評議員の安里兄弟が、それらの質問に答えて下さり、答えきれなかった質問については、後日返答致しました。
初めてのライブ開催ということで、スタッフのみなさんはとても緊張していましたが、なんとか終えることが出来、本当にホッとしました。今回は、特に喜村兄弟と石川兄弟という2人の青少年が、ファミリーツリーのすばらしいデモンストレーションを行い、これまたすばらしい証を分かち合ってくれました。多くの青少年やYSAのみならず、多くの教会員にファミリーツリーの重要性を強調し、良い動機付けになったと思います。
上記のステークの目標は、今年2020年も同じように取り組んできました。各ユニットの神殿・家族歴史相談員の皆さんは、すべての活発会員が教会アカウントを作成し、ファミリーツリーや思い出アプリにアクセス出来るように助けています。また、重複を解消する融合作業やデータの標準化等の作業にも会員を助けながら熱心に取り組んでいます。また、長老定員会や扶助協会会長会の助けを得ながら、お休みしている教会員に対しても同じように助けの手を差し伸べています。
その中で、10数年のお休みの期間を経て教会に来るようになった方々数人います。また、その伴侶がレッスンを受けるようになった方もいます。多くのお休みしている会員の子供たちもアカウントを作成し、まずは思い出アプリにアップロードされた写真や先祖の名前をいつでも見ることが出来るように、両親のツリーにリンクする作業を行っています。これらの活動を通じて、伝道と再活発化の業が加速し、ベドナー長老やアイリング管長の預言を成就する扉が開かれるもの確信しています。