ニュースリリース

90歳の誕生日を迎えたモンソン大管長

奉仕に捧げてきた父の人生を大管長の娘が回顧

末日聖徒イエス・キリスト教会のトーマス・S・モンソン大管長は2017年8月21日(月)に90歳の誕生日を迎える。大管長の娘アン・M・ディブ姉妹によると、誕生日はソルトレークシティーで「家族で静かにお祝い」するという。この特別な日にはレモンケーキとアイスクリームを食べながら誕生日を祝うために家族が集合する。

 

ディブ姉妹は、5年前の85歳の誕生日にカンファレンスセンターで開かれた誕生会が思い出に残るものだったとし、「母とともにその会をとても楽しむことができました」と述べた。

90歳になる預言者モンソン大管長はその人生を奉仕に捧げてきた。ビショップステーク会長会の一員、伝道部会長として奉仕した後、1963年10月10日には36歳で使徒に召された。使徒として働いてきた約54年という期間は、歴代の中央幹部の中でも最も長い期間働いたうちの一人である。

「わたしたちの人生の中には、いつも父の奉仕の姿がありました。父が使徒に召された時も、常に奉仕をしてきた父でしたから、大きな変化はないように感じました。父の奉仕によってわたしは祝福を受けてきましたし、教会にも祝福がありました」とディブ姉妹は述べた。

「父が最初に書いた自叙伝は“主の用向きを受けて(On the Lord's Errand)”でした。これは父が奉仕をするときにいつも願っていたことで、特に初めてビショップに召された時からその後ずっと、どの召しを果たしているときもそうでした」とディブ姉妹は付け加えた。

モンソン大管長の誕生日のお祝いとして、ディブ姉妹は他人に仕えるようにと人々を励ました。「親切な心を持ち、人に奉仕してください。親切になるためにできることがあれば、是非それを行ってください。父にとっては、人に仕えることが喜びを見出す一つの方法です」と語った。

大管長会の第一顧問ヘンリー・B・アイリング管長、第二顧問ディーター・F・ウークトドルフ管長をはじめとする教会幹部が、モンソン大管長の誕生日を祝うメッセージを贈った。

アイリング管長は「大管長を愛する人々とともに、彼の90歳の誕生日を喜んでいます。大管長の信仰と神の子どもたちすべてに対する愛が、世界中に喜びと平和をもたらしました。彼は主の預言者であるとともに、信仰深いイエス・キリストの使徒として偉大な模範です。霊感を受けた大管長の指導のもとで奉仕できることは祝福だと感じています」と述べた。

ウークトドルフ管長は「ハリエットとわたしは、世界の何百万人もの人々とともに、モンソン大管長が素晴らしい人であり、また預言者であることを喜んでいます。わたしたちは大管長のユーモアと機知、そして思い出深いお話、霊感あふれる指導とメッセージによって祝福されてきました。大管長の人となりと信仰は、何十年にもわたりわたしたちを導いてくれ、また今後もわたしたちの道標となってくれることでしょう」と述べた。

十二使徒定員会会長のラッセル・M・ネルソン長老は、「生涯にわたる大管長の無私の奉仕はわたしたちを鼓舞してくれています。そして、それは大管長の天父と御子イエス・キリストに対する献身的な愛を示すものです」と語った。

中央扶助協会会長のジーン・B・ビンガム姉妹は「モンソン大管長について大好きなことの一つに、真理を教え、わたしたちがより良い人間になれるように鼓舞するお話をしてくださることです。大管長の影響は世界に及んでいて、彼の純粋な愛と明確なビジョンによってわたしたち一人ひとりの心が動かされています」と述べた。

大管長の娘は「モンソン大管長から学ぶには、その方法を学ばなければなりません。いつもお話をしてくれますが、その話からどんな教訓を学ぶべきなのか、そしてそれをどう自分の生活に当てはめて、行動を起こすべきなのかを自分で知る必要があります。お話には単純なものもあり、時にユーモアにあふれるものもありますが、そこにはいつも学ぶべき教訓、そして自分の生活に取り入れるべき教訓があります」と語った。

モンソン大管長はいつも教会の召しを果たすのに最善を尽くしていたという。ディブ姉妹は、「すべての召しが人々に経験を与え、将来に備えるためのものであり、主はそれらを通して人々に祝福を与えられます」と述べた。

モンソン大管長は1948年10月7日にフランシス・べバリー・ジョンソンとソルトレークシティー神殿で結婚。3人の子ども、8人の孫、12人のひ孫がいる。モンソン姉妹は2013年5月20日に死去。

「父が成し遂げたことは母なしではありえませんでした」と母親が父親を支えた様子をディブ姉妹は語った。「母とわたしたち家族は、両親が異なる方法で行った奉仕により祝福を受けました。父は先頭に立ちました。母は父のために提案し、父はそれを考慮していました」とディブ姉妹は続けた。

ディブ姉妹は、母親が亡くなってからはモンソン大管長が割り当てを受けて旅をする際に同行したときの話をした。

「父が個人的に人を訪問するときは、会う人々に個人的な祝福を与えていました。その場にいて、父が人々に示す愛を見て、また人々が父に示してくださる愛を見て、自分は本当に神聖な場所にいることを感じました」とディブ姉妹は述べた。

ゴードン・B・ヒンクレー大管長の死去にともない、モンソン大管長は2008年2月3日に末日聖徒イエス・キリスト教会の第16代大管長として召された。それに先立ち、3人の異なる大管長のもとで22年以上にわたり大管長会顧問として奉仕した。

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