ニュースリリース

BYUパスウェイコネクトで開く,光り輝く未来

「英語を話したり書いたりするための新たな知識や自信が増しました。」と語るのは,パスウェイコネクトの卒業生である。「イエス・キリストに対する信仰が増し,指導者になるための学びもありました。神様の視点を理解しています。天の御父とイエスはわたしたちを助けてくださり,間違いを犯すときに理解できるよう助けてくださいます。御二方は常にわたしたちの傍らにいてくださいます。」

BYUパスウェイコネクトプログラムの2018年9月から始まったクラスに登録した学生が,先日最終学期を修了した。パスウェイコネクトとは,末日聖徒イエス・キリスト教会によって開発された効果的な教育プログラムであり,安価で受講できる1年間のオンライン高等教育プログラムである。ウェブサイトに記載されている通り,「単なる学位取得への道以上のものであり,より良い人生の始まり」なのである。

 

ある学生がこのような感想を分かち合ってくれた。「パスウェイを受講する前の生活はあまりうまくいっていませんでした。自分が何かを達成できるとは思っていませんでしたが,パスウェイを試してみようと思いました。最初は大変でしたが,自分が変わっていくのが分かりました。今のわたしは,1年前の私とはまったくの別人です。わたしには熱意と希望があります。

パスウェイコネクトは,3つの使命を持って生まれたプログラムである。それらの使命とは1)福音を学生の心の内に浸透させる,2)学生が有能な学習者になる助けをする,3)学生が家族を導き支援する備えをする,である。

パスウェイコネクトとは,BYUアイダホのオンライン教育プログラムであり,インスティテュート,毎週のギャザリング,イングリッシュ・スピーキングパートナー,そしてオンラインコースから成る。英語のスピーキングおよびライティングのスキルを向上させることに重点が置かれている。

プログラムは3学期制であり,1年間の大学コースで構成される。リーダーシップスキル,生活をよくするためのスキル,仕事のスキル,大学教育のためのスキルを高めることを中心としており、英語および数学はこれらの学期の重点科目として組み込まれている。

パスウェイコネクトは,9単位とインスティテュートの最大6単位を満たす。コース修了後,学生は修了証書を受ける。評定平均Bの成績を収めた学生は,宗務指導者による保証・推薦を受け,BYUアイダホ校あるいはBYUハワイ校キャンパスに通うために出願するか,あるいはBYUアイダホ校のオンライン学生としての自動登録ができる。

パスウェイコネクトの卒業生の一人は,このように教えてくれた。「伝道に行く備えをしています。その後BYUアイダホ校に入学して機械工学の勉強をし,BYUプロボ校に転校したいです。」

毎週のインスティテュートクラスは,学生に霊的成長を提供する。「天使の働きに助けられてきました。学んだ概念は,義にかなった家庭を築くうえで助けとなるでしょう。」ある学生はそう答えた。「パスウェイには鍛錬が求められます。霊的により自立したと感じています。未来に対してもっと希望を抱いています。わたしにとっては,この勉強のための集まりはイスラエルの集合のようです。」

パスウェイコネクトプログラムに入学するには,高校卒業の資格を持つ少なくとも17歳,あるいは高校卒業の資格を持たない19歳以上であることであり,これには年齢の上限はない。日本のパスウェイコネクトの学生の平均年齢は38.5歳である。英語を母国語としない学生はそれぞれ,英語のスピーキングテストを受ける。

末日聖徒イエス・キリスト教会の若い帰還宣教師は皆,BYUパスウェイワールドワイドのパスウェイコネクトプログラムへの入学の事前承認を自動的に受ける。

「この取り組みは,そうでなければ機会が得られなかったであろう学生たちに大学の学位取得という手段と方法を提供します。」と語るのは,BYUパスウェイワールドワイドのクラーク・G・ギルバート学長である。

志願者は主に末日聖徒イエス・キリスト教会の会員であるが,生徒の20%は教会員ではない。

「パスウェイは人生の縮図です。」パスウェイコネクトの卒業生がそう声を上げる。「物事はいつもうまくいくわけではありません。目的地に辿り着く前に諦めるべきではありません。今は,理想の自分にもう少し近づけたと思います。」

パスウェイコネクトが日本に導入された2017年に,さいたまステーク会長を務めていたジョン・ドーフ会長が,プログラムについてこのような意見を述べる。「パスウェイは希望の学位です。あなたの希望が輝きを損なっているなら,洗練されます。希望を見いだせないなら,見つけられます。希望が弱まっているなら,強まります。自分自身を信じ,神を信じ始めると,あなたを取り巻く世界がより良く,より輝いて見え始めます。」ドーフ会長と妻のひろ子姉妹は,約2年間,教会奉仕宣教師として奉仕する傍ら,地域会長会からの割り当てとして,パスウェイコネクトの日本アドバイザーとして仕えるという特命を受けている。

最初のパスウェイコネクトグループが始動したのは坂戸であった。当時は18名の生徒が登録していた。これまでにパスウェイコネクトプログラムを通して200名以上の日本人生徒が恩恵を受けている。

地域福祉・自立支援マネージャーであるダーウィン・ハルヴォーソン兄弟は,日本でBYUパスウェイコネクトプログラムを立ち上げたメンバーの一人である。「パスウェイコネクトは,何かを達成するというサイクルの中に人々を戻すプログラムです。」と定義する。

日本において人々がプログラムに熱心に携わり,プログラムが活気に溢れ,長続きするためには,教会奉仕宣教師やインスティテュート教師が各地に必要であるとハルヴォーソン兄弟は念を押す。興味のある人は,地元のビショップあるいはダーウィン・ハルヴォーソン兄弟まで連絡することができる。

2017年4月の日本における立ち上げ以降,ギャザリンググループは,神戸,名古屋,那覇,沖縄市,坂戸,札幌,渋谷,浦和において,そしてバーチャルクラスを通して開かれている。アジア北地域においては,グアム,サイパン,ポンペイ,パラオ,モンゴルにも参加グループが存在する。現在,松戸,横浜,町田,小山,阿倍野の5つのグループが,2019年9月開始に向けて生徒を募集している。

パスウェイコネクトプログラムの直近の登録締切日は,2019年8月27日である。各会場には,プログラムを継続するために少なくとも12名の登録生徒が必要である。

渋谷のバスウェイ・コネクトプログラムを管理している,宣教師のキャサリン・エーデルマン姉妹はこの1年を次のように振り返る。「学生たちが英語を話したり読んだりするうえで自信を増し,能力を伸ばすのを目にしてきました。またグループを先導しレッスンを教える能力も高まりました。学生たちの熱心さは見事なものです。彼らはより良い雇用者となるでしょう。」エーデルマン姉妹は学生たちに向けて愛情を込めてこのようにコメントしている。「皆さんを終始見てきて,皆さんの進歩を目の当たりにしました。あなたたちは日本の教会における未来の指導者です。」

BYUパスウェイコネクトプログラムに応募するには,https://byupathway.lds.org/〔英語ページ〕の右上端にある”APPLY”タブをクリックしてください。

BYUパスウェイコネクトプログラムに関する詳しい情報は,以下のリンクをご覧ください:

https://byupathway.lds.org/Finder/Asia/Japan/157?lang=eng

https://www.ldschurch.jp/srs/pathway?lang=jpn-jp

https://byupathway.lds.org/pathwayconnect

https://byupathway.lds.org/

http://bit.ly/33mfEeT

https://newsroom.churchofjesuschrist.org/article/missionaries-preapproved-for-byu-pathway-worldwide

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.