第12回となる国際アートコンテストが末日聖徒イエス・キリスト教会の教会歴史博物館にて開催された。2021年2月1日~6月1日、1人1点の出品が募集されていた芸術作品は、第二ニーファイ26:33で教えられている「すべての人が神にとって等しい存在」を中心テーマにしたものであった。
世界中の末日聖徒から応募された芸術作品の中から148点が選ばれ、2022年3月から10月まで展示される。素晴らしい作品の数々の中にさまざまなテーマが描かれ、見学者は多様性の受け入れ、コミュニティ、そして全人類に対するイエス・キリストの愛が描写された作品を見ることができる。
国際アートコンテストは、末日聖徒に良質な芸術作品の創造を促し、多様な芸術スタイルや技術、メディア、作品に込められた訴えを披露するものである。
「芸術を使って自分の気持ちや信念を表現することができます。神から与えられたスキルを用いて心の思いを表すとき、世の中に違いを生み出す何かを表現することができます」と教会歴史部門の欧州地域マネージャーであるクリスチャン・フィンガーリーは述べた。
教会歴史博物館の芸術専門職員であるローラ・ハウは、このコンテストを通して自分がより大きな家族の一員であり、自分のユニークな物の見方と背景は価値があると認められていると人々が感じられるようにと願っている。
「神のすべての子どもたちが、自分をイエス・キリストの家族の一員であると見なすことが大切です。このアートコンテストはそれを可能にするとともに、彼らが教会の一員であり教会歴史の一部を作り出す者であると感じさせる方法でもあるのです」とハウは話す。
この芸術作品の展示会は2022年3月17日~2023年4月1日まで、オンラインギャラリ―で開催される(英語のみ)
https://history.churchofjesuschrist.org/museum/artcompetition/2022
2019年のコンテストに出展された絵画の例は以下の通り。