改修された東京神殿が史上2度目の一般公開を実施する。末日聖徒イエス・キリスト教会の神殿は期間限定で公開され,一般見学者がこの神聖な空間を訪れることのできる、まれな機会となる。
十二使徒定員会のゲイリー・E・スティーブンソン長老は,「東京という大都市にある神殿を見学する特別な機会です。この建物を主の家 と考えている私たちにとって、ここは神聖な場所なのです。」と述べた。
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5月30日(月)には東京神殿敷地内で「メディアデー」と呼ばれる招待ブレス向けのオープンハウスイベントが始まる。メディアデーが開催されるオープンハウスの初日、来日したスティーブンソン長老は、「神殿のオープンハウスと間もなく始まる再奉献に友人の方々と一緒に参加できることは、まさに最高の祝福です」と述べた。
スティーブンソン長老は、末日聖徒が教会の神殿に対して持っている価値観と、一般の日本の方々が神道の神殿や仏教の仏閣に対して抱いている価値感は同じものです、と述べている。「神社仏閣は日本の文化の重要な一部です。私は、日本の方々が神社仏閣に頻繁に訪れる方々であることをとても尊敬してまいりました。人生の重要な日には、お寺や神社を訪れてお祝いをされます。それは私たち末日聖徒が習慣的に神聖な儀式を神殿で行うことと驚くほど似ているのです。」一般公開は6月3日(金)から6月18日(土)まで(6月5日(日)、12日(日)を除く)。
東京日本神殿の再奉献は2022年7月3日(日)午前9時、午後12時、午後3時の3回に分けて行われる。
大管長会のヘンリー・B・アイリング管長が再奉献を管理する。3回の奉献式は東京神殿地域内の集会所に放送される予定。
国内の末日聖徒イエス・キリスト教会の会員数は13万人、約260の集会所を持つ。現在、日本では合計4つの神殿が運営、建設中であり、福岡に1つ、札幌に1つの神殿が運営され、国内4つ目となる沖縄神殿は現在建設中。
神殿の改修工事
日本東京神殿は大規模な改修工事のため、2017年9月29日をもって閉館した。改修項目としてエネルギー効率を高めるため、水道や電気などのシステムも改善された。神殿の横には4階建ての別館が増築され、館内にビジターセンター、礼拝堂、伝道本部とアジア北地域事務局、家族歴史センターが設けられた。閉鎖前の神殿を知る人にとって、バプテスマフォントのエリアが最も改善されていることを目の当たりにする。以前の礼拝堂は狭い空間で、すぐに混雑してしまうこともあった。「現在では、バプテスマフォントの前に広々としたチャペルがあります。」と、アジア北地域会長の和田貴志長老は語る。
神殿敷地内の改修は多岐にわたる。敷地面積は限られているものの、敷地全体が最適化され、新しく庭が整備された。塀を取り払い、近くの有栖川宮記念公園と調和するように開放的な空間となった。また、調度品や装飾には渋みのきいた日本古来のスタイルが用いられている。それは静かにして優美、それが敬虔さの源泉となる。新たに照明のイメージは障子をモチーフとしたランタンを形どったものとなり、各部屋がさらに高い意味を持つものとなるにしたがって照明も装飾をますようになっている。
教会の会員は神殿を主の宮居ととらえ、儀式をおこなうための世におけるもっとも聖い場所と考えている。全国200か所にある集会所は一般の方々も礼拝に参加できる。