十二使徒定員会のゲレット・W・ゴング長老とスーザン・ゴング姉妹は,2023年3月2-4日にオンラインと対面で行われる世界的な家族歴史の集まりである「ルーツテック」の最終日に開催される「家族発見の日」の基調講演者を務める。
ゴング長老姉妹のプレゼンテーションは,3月4日(土曜日)午後1時30分(山岳部標準時)に,RootsTech.org 福音ライブラリーアプリで放送される。
「家族発見の日」とは?
ルーツテックは毎年,末日聖徒イエス・キリスト教会の支援を受け,ファミリーサーチ・インターナショナルにより主催され,人々が過去,現在,未来の家族を一つに結び,家族から力を得るのを助けている。
「家族発見の日」は,ルーツテックの中でも特に末日聖徒のために作られた1日がかりのイベントだ。
ルーツテックの今年のテーマは「一致」である。人々,伝統,ストーリー,思い出,テクノロジー,革新,地域社会,家族を一つに結ぶことがテーマとなる。
「自分の決断は自分にしか影響を及ぼさないと考えることがあります」とゴング長老は言う。「家族を見つけると,そうではないことに気づきます。自分が考えている以上に,世代間の結びつきがあるのです。」
「わたしたちが保存し,世代を超えて共有するストーリーは,わたしたちの心と思いに永続する影響を与えます」とゴング姉妹は付け加えた。ゴング姉妹は,家族のストーリーを発見し,記録し,共有することで,人々が「亡くなった人々の苦労や勇気,信仰,犠牲に対する感謝の念を深め」られるよう願っている。
「家族の発見という冒険には始まりも終わりもない点が好きです」とゴング長老は言う。「これらの冒険は,過去の家族と未来の家族を一つに結び続けます。」
ルーツテックの全3日間の登録は,現在 RootsTech.orgで受け付けている。2023年3月2日から4日にかけて,何百万人ものオンラインおよび対面による参加者が,霊感あふれる基調講演やクラス,革新的なテクノロジー,人々を家族と結びつける能力を得るために参加する見込みである。
昨年10月,ファミリーサーチのCEOであるスティーブ・ロックウッドは,「家族は社会の土台です」と述べた。「世代を超えて家族をつなぐことで,個人も国家も同様に強められます。文字どおり何百万人もの人々が,過去,現在,未来の家族とつながりを持てるよう助けるうえで,ルーツテックが役割を果たすのを目にして,わたしたちは驚き,喜んでいます。」
今年のルーツテックでは,オンラインでの経験を補うために,ユタ州ソルトレーク・シティーのソルトパレス・コンベンションセンターで,対面式のイベントを開催する。
今年は15人の司会者が,世界中のオンライン視聴者に,より質の高い体験を提供するのを助ける。それぞれの司会者は,世界各地を代表するレポーターの役割を果たす。母国語を話し,聞き手になじみのある顔と案内を提供し,世界規模のイベント期間中,地元に合わせたコンテンツをRootsTech.orgで提供する。
15人の司会者は,英語(アメリカ合衆国,アフリカ,太平洋,中東),スペイン語(ヨーロッパおよびラテンアメリカ),ポルトガル語(ヨーロッパおよびラテンアメリカ),フランス語,ドイツ語,イタリア語,韓国語,日本語,アラビア語,標準中国語,広東語を含む11の言語を話す。
「世界各地の必要は異なり,それぞれの聴衆の心と思いに響くメッセージにする必要があることが分かりました」とルーツテック・クリエイティブマネージャーのジョナサン・ウィングは言う。「世界中の視聴者の様々な必要に合わせて作り上げてくれる司会者たちがいることを,心からうれしく思います。」