ブリガム・ヤング大学は昨年スペイン語と日本語のページを開設した後,スピーチ・コレクションをポルトガル語とフランス語にも広げました。その他の言語は,需要と可能な翻訳量に基づいて引き続き追加されます。
1972年以来,BYUは毎週のディボーショナルを一般向けに公開し,1996年にはオンラインで公開されるようになり,インターネット接続のある人ならだれにでもBYUディボーショナルの祝福を提供してきました。
末日聖徒イエス・キリスト教会は1972年以来大きく成長し,北アメリカ大陸をはるかに超えて広がっています。現在の教会員数は1,700万人を超え,188の言語が公開されています。つまり,人々を高める教会のコンテンツの需要が高まっているのです。
BYUのスピーチは「聴衆に光を注ぎ,高め,教え,希望を与える」ときに,「学問的な事柄と神聖な事柄を溶け込ませる」と,speeches.byu.edu のAbout pageで述べられています。
「BYU Speechesは,BYU教育の祝福をすべての人に供与する,霊感と知識の驚くべきアーカイブです」と,BYU Speechesのフォーラムおよび教職員ディボーショナルの編集者であるレナ・ハーパーは言います。「わたしたちはこれらの話の価値を認識しているので,あなたの生活を豊かにするその内容を,より良く提供する方法を積極的に探し求めています。」
BYU人文学部との提携により,ほとんどの資金が提供され,生徒や外国語を母国語とする人たちに特別な学習の機会を提供します。機械翻訳が最初の翻訳を行い,言語を学ぶ生徒がそれを見直して整った訳にし,最後にその言語を母語とする人に送られ,最終評価を受けます。その後,文章はウェブサイトにアップロードされ,すべてのアクセスした人が読んだり聞いたりできるようになります。
BYUスピーチ・コレクションが世界中の会員の手に届くよう,翻訳のプロセスは引き続き行われます。翻訳の取り組みを監督する,BYUのブランド&クリエイティブ部門デジタルメディアのシニアマネージャーであるチャールズ・クランニーは,「10から12の言語に拡大するために,さらに多くのリソースを集めたいと望んでいます」と言います。
クランニーによると,プログラムが軌道に乗るのを助けたのは,大学の持つ,言語と翻訳に関する専門性でした。
「人文学部がなければ,これは起こらなかったでしょう」と彼は言います。
主要なスピーチの翻訳を作成することにより,世界的な必要を満たしながら,言語を学ぶ生徒や外国語を母国語とする人々に,BYUキャンパスの比類ない学習の機会を与えていますと,BYU Speechesのソーシャルメディアマネージャーであるアレイナ・イーンは最近のブログ投稿で述べています。「翻訳の取り組みを拡大する中で,BYU独自の光を分かち合い,世界中の人々に希望のメッセージを届けたいと願っています。」BYU Speechesチームはすべての人に,BYUスピーチページとソーシャルメディアアカウントを自分の個人的なネットワーク―友人,家族,伝道部のつながり,仕事場の同僚,クラスメート,地域社会の知り合いなど―と共有することで,すべての言語で言葉を広めるのを助けるようを招いています。
利用可能な言語を母国語とする人は,電子メールで質問をしたり,特定のスピーチの翻訳を要請することができます:
- speeches@byu.edu(英語)
- speeches.spa@byu.edu(スペイン語)
- speeches.jpn@byu.edu(日本語)
- speeches.por@byu.edu(ポルトガル語)
- speeches.fra@byu.edu(フランス語)