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預言者が総大会で教えた事柄

「純粋な」真理を求め,霊的な基を強め,主のために時間を取るよう,ラッセル・M・ネルソン大管長は世界規模の集会で述べた

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ラッセル・M・ネルソン大管長は,末日聖徒イエス・キリスト教会2021年10月総大会において説教した。同大会の模様は,ユタ州ソルトレークシティーのカンファレンスセンターから10月2-3日に放送された。© 2021 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.
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ラッセル・M・ネルソン大管長は,末日聖徒イエス・キリスト教会の世界規模の総大会に参加し,「純粋な真理,純粋な教義,純粋な啓示」に耳を傾け,霊的な基を強め,主のために時間を取るよう勧めた。

イエス・キリストに焦点が当てられた,ネルソン大管長や中央幹部,中央役員の話は,10月2-3日,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のためにほぼ空の,ユタ州ソルトレークシティー,カンファレンスセンターから世界各地の何万もの人々に届けられた。

純粋な真理,純粋な教義,純粋な啓示を求める

教会の会員たちから預言者として敬愛されるネルソン大管長は,「絶対的な真理―永遠の真理」は存在する,と強調しつつ,同大会の最初の部会において,「今日と明日,皆さんがお聴きになることは,純粋な真理にほかなりません」と断言した。

ネルソン大管長はまた,生活を変え,人々が義の道にとどまるうえで役立つ「キリストの純粋な教義」の力についても語った。「世界の歴史の中で,今ほど,救い主についての知識が個人的に重要で,一人一人にかかわっている時はありません」と述べた。

「主が……あなたに聞いてほしいと思っておられることを聞く」のに助けとなる聖霊を求めるよう勧め,聞き手が主の僕を通して主が告げられるメッセージをよく味わうときに,「純粋な啓示」は聞き手が心に抱える疑問に答えてくれる,と述べた。

霊的な基を強める

当初の基礎の大幅な補強を含む,ソルトレークシティーで進行中の改修の例を用いて,ネルソン大管長は日曜日の午前に,この「先例のない時期」における堅固な「個人の霊的な基」の必要性を強調した。

「皆さんやわたしが,差し迫る危険や苦難に耐えるには,各自が贖い主イエス・キリストという岩の上に強固な霊的基を築くことが不可欠です。」

「信仰と不屈の霊性」を強めることの核となるのは神殿である。神殿は,イエス・キリストへの理解を増し,神聖な神権と聖約を通してわたしたちを主に結び,人を癒やし,強める力を授けてくれる。「ああ,これから先,なんと主の力が必要なことでしょう」とネルソン大管長は述べた。

ネルソン大管長は,「今なお続く回復には,絶えざる啓示が必要です」と説明しながら,最近の,また将来の,神殿にまつわる手順の調整を通して,主は「わたしたち一人一人に,主と主の神殿の儀式と聖約を中心に据えて生活することで,さらに効果的に霊的な基を強められる様々な機会を与えてくださいます」と述べた。

神殿の聖約に忠実であり続けることにより,「霊的な地震が起きても,霊的な基が強固で揺るぎないので,皆さんは力強く立つことができるでしょう」と述べた。

主のために時間を取る

日曜午後の,大会の最終部会で,ネルソン大管長は参加者に「生活の中で主のために時間を取って,世の誘惑に対抗する」よう,参加者に嘆願した。

「聖霊が 常に伴侶となるような事柄を行うことにより,自分の霊的な基盤を堅固にして,時の試練に耐えられるようにしてください。」

「皆さんの得る情報のほとんどがソーシャルメディアやそのほかのメディアからである場合,御霊のささやきを聞く能力は低くなるでしょう」とネルソン大管長は述べた。わたしたちは,日々の祈りや福音学習,安息日の礼拝,聖餐を取り,神殿の中で主のために時間を取ることを通して「イエス・キリストに焦点を定める」ことにより,御霊を招く。

次いで,ネルソン大管長は新たに建設される神殿名を発表した。

最後にこう締めくくった。「主は皆さんを御存じであり,愛しておられます。主は,皆さんの救い主であり,贖い主であられます。主は,御自身の教会を導いておられます。皆さんが毎日欠かさず生活の中で主のために時間を取るならば,主は皆さんを個人の生活において導いてくださるでしょう。」

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.