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ニュースリリース

キリストの光を世界中に広める末日聖徒たち

今年のギビング・マシーンでの寄付には,これまでに100万食分の食事やワクチン接種を含む寄付が,必要とする人々のために集まった

末日聖徒イエス・キリスト教会の「Light the World−世界に光を−」キャンペーンは,「あなたの光を輝かせなさい」というテーマを掲げ,このクリスマスの季節に今年も行われた。

このキャンペーンは,クリスマスの時季に奉仕活動を行い,イエス・キリストの光と愛を広めるよう,末日聖徒やそのほかの人々を促すものだ。それには例えば,だれかにほほえみかける,年配の隣人を訪れる,見知らぬ人のためにドアを開ける,困っている人のために余分に簡単な食べ物を持ち歩くといったことが含まれる。

このクリスマスの季節に人助けをするもう一つの方法は,ギビング・マシーンだ。教会はこの機械の運営費用をすべて負担している。つまり,すべてのクレジットカードの取引手数料を教会がまかない,得られた金額の100%が参加諸団体に支払われる。今年は,7か国の61か所で,食事や衣類,教育,衛生キットなどの必需品を寄付することができる。

2023年12月18日(月曜日)の時点で,約35万人がギビング・マシーンを訪れ,7万5,000件の寄付を行った。

寄付された品物の一部は以下の通り。

· 100万食近くの食料品

· 10万冊以上の児童書

· 何十万ポンドの新鮮な果物や野菜,乳製品,肉,穀物

· 数万人の難民用の食料,衣料,避難所,仕事の機会,教育など

· 100万人以上の子供のための,ポリオとはしかのワクチン

· 数十万の衛生キット

· 数百人のアフリカの少女のための教育

ギビング・マシーン,俳優のポール・ラッドやカンザスシティー・チーフスのトラビス・ケルスなどの有名人のソーシャルメディアや,地元のメディア局から高い評価を受けている。

2023年のクリスマスの季節に,世界各地で実施された奉仕活動「Light the World−世界に光を−」の例を幾つか紹介しよう。

アフリカ

アフリカの末日聖徒は,音楽と食べ物を通して友人や愛する人々を一つに結んだ。コンゴ民主共和国キンシャサで,教会は異宗教間コンサートを開催した。ガーナのアクラでは,地元の音楽グループがイエス・キリストの降誕を祝うコンサートに参加した。また「Light the World−世界に光を−」キャンペーンの一環として,ガーナ・タマレでのイベントを含め,西アフリカ全土の困窮世帯に食料が寄付され,800世帯以上がその恩恵を受けた。

アジア

キリストの光を招くために,東京ステークと東京南ステークの会員は,東京南伝道部の宣教師とともにクリスマスコンサートを開催した。

「日本語と英語で一緒に歌を歌いました」と,横田軍人ワードのタラ・アーウィン姉妹は言う。「二つの言語で一緒に歌い,音楽を通して御霊を強く感じるというすばらしい経験をしました。クリスマスの季節のはじめに,すばらしい夕べを過ごしました。」

ヨーロッパ

ヨーロッパでは,末日聖徒が"Witnesses to Christmas – Carols About Christ"(クリスマスの証人ーキリストについてのキャロル)コンサートを開催した。ドイツのヴィースバーデンにあるクアハウス・ヴィースバーデンで収録されたコンサートでは,ヨーロッパの教会員である歌い手たちが様々な国の伝統的なクリスマスキャロルを歌い上げた。

「音楽を通して,天の御父が神のすべての子供たちに対して抱いておられる大きな愛を感じることができました。御父は,様々な言語をもつ大勢の芸術家を様々な地から一堂に集めてくださり,みんなが同じ気持ちを感じたのです」とスペインの芸術家,ナウラは言う。

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ホンジュラス

ホンジュラス,テグシガルパのマヌエル・ボニージャ国立劇場では,末日聖徒イエス・キリスト教会,グアイムラスステークの教会員がクリスマスキャロルを歌い,イエスの降誕劇を発表した。

「すばらしいイベントです」とテグシガルパ市長のラファエル・カルドナは言う。「主の御霊を感じました。皆さんと同様,わたしたちもこの特別なイベントを忘れないでしょう。」

メキシコ

メキシコ地域会長会のショーン・ダグラス長老は,全国放送されたメキシコシティーのクリスマスプログラムで,キリストの光を分かち合うよう末日聖徒に勧めた。青少年もこのイベントに参加し,イエスの降誕の話をし,クリスマスキャロルを歌い,メキシコシティーのテンプルスクウェアにある25万個近くのイルミネーションを点灯した。

太平洋地域

オーストラリアとニュージーランドのメディアは,オークランド,ブリスベン,メルボルン,パース,シドニーにある教会の「Light the World−世界に光を−」ギビング・マシーンを称賛した。

「人々が何かを与えている様子を見ると,心が喜びでいっぱいになります。寄贈者の一人は,過去に支援を受けた慈善団体にお返しをすることで良い気持ちを感じたと言っていました。」今年オーストラリアのメルボルンで行われたギビング・マシーンの共同委員長であるペタ・カーウィンはそう語った。

フィリピン

フィリピンでは,クリスマスの季節を祝うため,教会員はフィリピン・マニラ神殿の敷地内にある数千のクリスマスライトを点灯した。著名人やインフルエンサー,ほかの教会の会員,地域の指導者を迎えた式典では,フィリピン・ケソンシティー伝道部の専任宣教師とHoly Apostle Senior Seminary (「聖使徒シニアセミナリー」)の神学生から成る異宗教間聖歌隊がクリスマスキャロルを歌った。

ペルー

ペルーでは,イエス・キリスト教会の会員が,衣類やノート,おもちゃ,お菓子などを困窮世帯に寄付した。また,将来起こるかもしれない洪水からアテの地域を守るため,擁壁を建てるために,セメントの入った何十袋がアテにある共同住宅に届けられた。

アメリカ合衆国

アメリカ合衆国の末日聖徒も,このクリスマスの時季に世界に光をもたらす手助けをした。ペンシルベニア州ピッツバーグでは,幾つかの地域の団体や教会,奉仕団体が協力して,地域のフードドライブと異宗教間聖歌隊コンサートを開催した。元ピッツバーグ・スティーラー(訳注:ナショナル・フットボールリーグのチーム)の選手であり,現在ステーク会長であるクリス・ホーク会長も,教会からの1万5,000ドルの献金をフードバンクに提供した。

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2023年11月27日,ニューヨーク市では,クリスマスメッセージが打ち出された15のデジタルディスプレイがタイムズスクウェアを照らした。教会はまた,そのイベントの間に3台のギビング・マシーンを初公開した。

さらに,ジョージア州アトランタを含むアメリカ合衆国の40以上の都市でもギビング・マシーンが新たに公開された。ノースカロライナ州シャーロット,ミズーリ州カンザスシティー,テネシー州ノックスビル,テネシー州ナッシュビル,ユタ州ソルトレーク・シティーなどだ。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.