ニュースリリース

使徒を迎えての全国ディボーショナルで多くが霊感を受ける

「日本の教会員は信仰深い末日聖徒です」とクエンティン・L・クック長老

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2024年9月13日、東京神殿別館において、十二使徒定員会会員のクエンティン・L・クック長老とメアリー・クック姉妹、七十人会長会のS・マーク・パーマー長老とジャックリーン・パーマー姉妹、管理ビショップのジェラルド・コセービショップとヴァレリー・コセー姉妹を迎えての特別ディボーショナルが開催され、教会員と友人たちが集まった。予備のために準備された複数の部屋まで満席となったこのディボーショナルは、日本中に向けての配信も行われた。アジア北地域会長会も参加し、司会は会長会第一顧問のJ・キモ・エスプリン長老が行った。

神奈川ステーク聖歌隊が賛美歌「羊を守れる羊飼いの愛」を歌った後、コセー姉妹の短いお話があった。彼女は自分が幼い頃にバプテスマを受けた父親について話した。彼女の父親は家族を愛していたことから、信仰を持って教会で奉仕していた。亡くなる直前に、彼女の父親はイエス・キリストについての証を述べたことが、彼女にとって父親から貰った最高の贈り物であったと話した。

日本の教会の集会に初めて参加したコセービショップは、イエス・キリストの福音の原則は自分の人生にとって最大の祝福であると話した。そして「福音なしにコセービショップがコセービショップであることはできません」と述べた。

モーサヤ書18章にある聖文からパーマー姉妹は「互いに和合し、愛し合って結ばれた心」を持つことについて話した。彼女はアフリカのコンゴで教会に出席した時、現地の姉妹たちに温かく迎え入れられたことについて話した。そして、「わたしたちは心の中に他人を思いやる余裕を持つ方法を探さなければなりません。そうすることで、わたしたちが人々にイエス・キリストの愛を感じるように助けることができるのです」と励ました。

パーマー長老は、イエス・キリストに対する証を、注意深く育て、剪定し、何世代にもわたって家族に引き継がれていく盆栽のようにたとえた。そして、「証も小さな証を持つことから始まることが多く、注意深く育て…後に続く世代が自分のものとして受け継いでいく貴重な贈り物と同じです」と説明した。「セミナリー、インスティテュート、FSY、ユースカンファレンス、YSAカンファレンスを優先させるご両親、青少年、成人は、若い人々の証が大きなものに育つように霊的な土壌と栄養を提供しているのです」とパーマー長老は述べた。

ディボーショナル会場に集まった人々が日本語と英語で賛美歌を歌うのを聞いたクック姉妹は、「わたしたちは異なる言語を話しますが、わたしたち全員がイエス・キリストを信じています。わたしは皆さんと一つになれていると感じます!わたしは、すべての人が末日聖徒イエス・キリスト教会において歓迎され必要とされていることを嬉しく思います。わたしたちはイエス・キリストの弟子であるという、共通のつながりを持ってます。」

ディボーショナルの前にクエンティン・L・クック長老は日本の教会の開拓者となった会員に会うことができた。彼らは、早い人では1950年代初期には改宗していた会員で、ずっと信仰を持ち続け、長年の奉仕によって教会を力づけ成長させてきた人たちである。クック長老がこのような初期の改宗者となった会員たちを訪れることになったのは、ラッセル・M・ネルソン大管長の100歳の誕生日のお祝い行事の一環としてでもあり、また20年前に当時新しく発行されたばかりの宣教師の学習ガイド「わたしの福音を宣べ伝えなさい」をボイド・K・パッカー長老らと共に日本を訪問し紹介したことを記念するものでもあった。

その時の日本訪問において、パッカー会長は第二次世界大戦後の日本における経験を思い起こしていた。彼は日本を自分の「霊的な故郷」であると考えていた。日本において、彼は自分の人生のビジョンについて決意したのであった。それは、お金儲けよりも福音を教えたいという決意であった。その決意が、彼の人生のコースを決定したのである。

このような考え方に関して、クック長老は「いかなる成功も家庭の失敗を償うことはできない」というデビッド・O・マッケイ大管長の言葉を引用して話した。マッケイ大管長が懸念していたのは、教会員が正義や家族を選ぶよりも、富や名声を得ることを優先させることであった。クック長老は、これは若い世代においてより大きな問題であり、社会的な成功と福音生活や家族への献身について、どうバランスを取るかを見極めることが重要であると説いた。

最後にクック長老は、救い主イエス・キリストの贖罪についての証を述べた。そして、イエス・キリストは生きておられるという長老自身が持つ確かな証を分かち合い、「わたしは心の底から救い主を愛するようになりました」と述べた。そして、日本のすべての教会員、そして美しい日本という国に向けて「世界に平安がないときも、皆さんの心には平安がありますように。義人に与えられる報いは、人生と永遠の世における平安です」と使徒の祝福を残した。また、教会員が愛を持って隣人に助けの手を差し伸べ、福音を受け入れるようにと招き、神殿で交わす聖約から来る祝福をすべての人が享受できるようにと祝福を残した。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.