2023年4月の総大会で開始されたパイロットプログラムの一環として,2023年10月の総大会でタバナクル合唱団に新たな各国からの歌い手の一団が加わることとなった。
歌い手は,エクアドル,中国(香港),日本,ニュージーランド,フィリピン,アメリカ(プエルトリコ),南アフリカ,韓国の8か国を代表している。
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パイロットプログラムは,ユタ州以外の地域に住む末日聖徒イエス・キリスト教会の会員に,総大会で合唱団とともに歌う機会を提供するものである。参加者は,通常の合唱団のメンバーの対面オーディションと同様に,厳しいオーディションプロセスをオンラインで通過し,合唱団に求められる曲目をこなせることやスケジュールに確実に対応できるように選抜されている。
彼らの参加に加えて,合唱団の団員一人一人は,音楽を通して彼らの善意と信仰を分かち合うために,イエス・キリストの教会の宣教師(音楽大使)として召される。
「これまで経験したことすべてが,まるで映画の中で目を覚ましたようだった」と,南アフリカのジアンフランコ・ヴィッツィーニは言う。「このすばらしい光景をずっと見る側にいました。幼いころから総大会でタバナクル〔合唱団〕を見てきましたが,実際にこの場で参加できるなんて,ほんとうにへりくだる,特別な思いでした。」
合唱団の参加者たちは9月17日にソルトレーク・シティーに到着した。合唱団のリハーサルに参加し,合唱団の学校に出席し,教会の福祉スクウェアとビショップの倉を見学し,教会の史跡を訪れ,テンプルスクウェアを見学する機会があった。
この新しいプログラムは,参加者が新しいスキルを身につけ,地元の教会の集会や聖歌隊に貢献する能力を高めるのにも役立つ。
各国からの参加者は,総大会の土曜午前の部会と日曜日の両方の部会で合唱団と一緒に歌うことになっている。
各国からの参加者について
ウィレパ・アロン(ニュージーランド):アロンは30年連れ添う妻のアデルと8人の子供とともにハミルトンに住んでる。クラシックギターとピアノの訓練を受け,30年以上聖歌隊で歌ってきた。
エステバン・オジェダ(プエルトリコ):エステバン・オジェダは結婚して8年になる。音楽は長い間,彼の信仰と結びついている。エステバンはオンラインのピアノクラスを教えており,音楽一家の出身だ。長年,聖歌隊を指揮する経験を積んできた。
ジアンフランコ・ヴィッツィーニ(南アフリカ):ジアンフランコは妻と二人の幼い子供とともにヨハネスブルグに住んでいる。彼は訓練を受けた歌い手であり,プレトリア交響楽団ではフルート,ピアノ,ピッコロを演奏した。
ハービーひかり(日本):彼女と夫には二人の幼い息子がいる。BYUハワイ校で声楽を専攻し,大学在学中に幾つかのミュージカルに携わった。
イダリス・サンティアゴ(プエルトリコ):イダリスは15年連れ添う夫と3人の子供ともにトルヒーヨ・アルトに住んでいる。イダリスは電気工学の学士号を取得し,6年間,青少年の時に音楽とピアノを学びんだ。彼女は15年間,ステークの女声聖歌隊とステーク聖歌隊を指導してきた。
朴 鎭亨(パク・ジンヒョン)(韓国):ジンヒョンと妻には3人の子供がいる。ジンヒョンはBYUハワイ校に通い,コミュニケーション障害学を専攻した。また,BYUハワイ校ではコンサート合唱団で歌っていた。ジンヒョンの音楽への愛は,音楽指揮者であった父親から受け継いだものである。
ミゲル・ロドリゲス(プエルトリコ):ミゲルと妻には幼い娘がいる。ミゲルは23年間ピアノを弾いてきて,サン・フアン・バウティスタ合唱団とともに世界中で公演していた。ミゲルは大学で音響工学を専攻していた。
サンデー・メイ・インディーノ(フィリピン):サンデーは3歳で歌い始め,ピアノを学んだ。現在は,ブリガム・ヤング大学アイダホ校で結婚・家族学を専攻している。サンデーは,2023年4月の総大会で歌うために選ばれた最初の各国参加者の一員でもある。
ティン・キン・ラム(香港):ティン・キンと妻には,幼い息子がいる。ティン・キンは,ひかりと同様,BYUハワイ校,声楽プログラムの卒業生だ。9歳のときから楽器奏者を務め,大学を卒業して以来,小学校から高校までの吹奏楽やアンサンブルの指導を行ってきた。また,地元の地域合唱団の指揮者も務めてきた。
ヤニーナ・マーガ(エクアドル):ヤニーナは大学で会計学とオペラ歌唱を専攻している。彼女はオペラ団の主席メゾソプラノであり,合唱団指揮者補佐だった。また,キトの音楽院でフルートと声楽を学んだ。ヤニーナは二人の子供の母親だ。
参加者の名前
サンデー・メイ・インディーノ(フィリピン)
ヤニーナ・マーガ(エクアドル)
パク・ジンヒョン(韓国)
ハービーひかり(日本)
ミゲル・ロドリゲス(プエルトリコ)
エステバン・オジェダ(プエルトリコ)
イダリス・サンティアゴ(プエルトリコ)
ジアンフランコ・ヴィッツィーニ(南アフリカ)
アロン・ウィレパ(ニュージーランド)
ティン・キン・ラム(香港)