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ニュースリリース

17の新しい神殿を預言者が発表(2024年10月の総大会)

末日聖徒イエス・キリスト教会の,稼働中,発表済み,建設中の神殿の数が367に

末日聖徒イエス・キリスト教会のラッセル・M・ネルソン大管長は,2024年10月の総大会の最後の部会で,17の新しい神殿を発表した。

· メキシコ,フチタン・デ・サラゴサ

· エルサルバドル,サンタ・アナ

· コロンビア,メデジン

· ドミニカ共和国サンチアゴ

· チリ,プエルトモント

· アイルランド,ダブリン

· イタリア,ミラノ

· ナイジェリア,アブジャ   

· ウガンダ,カンパラ

· モザンビーク,マプト

· アイダホ州コーダレーン

· アリゾナ州クィーンクリーク

· テキサス州エルパソ

· アラバマ州ハンツビル

· ウィスコンシン州ミルウォーキー

· ニュージャージー州サミット

· ユタ州プライス

2018年以降,教会の全神殿の半数以上に当たる185の神殿を発表してきた預言者は,「このように前例のないペースで神殿を建設しているのはなぜでしょうか」と問いかけた。「なぜでしょうか。それは,主が命じておられるからです。神殿の祝福は,幕の両側でのイスラエルの集合を促進します。この祝福はまた,世を主の再臨に備えさせる民が,自らを備える助けにもなります。」

末日聖徒は,どの神殿も「主の宮」であり,地上で最も神聖な礼拝の場所であると考えている。神殿の第一の目的は,忠実な教会員が神の聖なる宮において神と神聖な契約を交わして平安と霊感,霊的な力を受けられるようにする場所なのだ。

各地域におけるイエス・キリスト教会に関する情報については,以下を参照するとよい。

メキシコ,フチタン・デ・サラゴサ

フチタンは,メキシコ南部の太平洋側にあるオアハカ州の南東海岸にある。

メキシコ・フチタン神殿は,同国26番目の主の宮となる。メキシコでは,奉献された神殿がシウダーフアレス,コロニアフアレス,グアダラハラ,エルモシージョ,メリダ,メキシコシティー,モンテレー,オアハカ,プエブラ,タンピコ,ティフアナ,トゥストラグティエレス,ベラクルス,ビヤエルモサにある。また,以下に挙げる地でも,神殿が建設中または発表済みである。カンクン,チワワ,クエルナバカ,クリアカン,メキシコシティー・ベネメリト,パチューカ,ケレタロ,サン・ルイス・ポトシ,トルーカ,トレオン,トゥーラ。

メキシコでは150万人を超える末日聖徒が,1,900近くのワード・支部に集っている。メキシコで伝道活動が始まったのは1875年である。

エルサルバドル,サンタ・アナ

エルサルバドル,サンタ・アナ神殿は,エルサルバドルで2番目の主の宮になる。2011年8月にエルサルバドル・サンサルバドル神殿が奉献されている。サンタ・アナはエルサルバドル第2の大都市で,国の北西部にある。エルサルバドルでは,13万人近くの末日聖徒が約155のワード・支部に集っている。

コロンビア,メデジン

メデジンの神殿は,コロンビアで4番目の神殿となる。メデジンはコロンビア第2の大都市だ。宣教師が初めてコロンビアにやって来たのは1966年である。現在同国では,21万5,000人を超える末日聖徒が260近くのワード・支部に集っている。コロンビアにはほかにも,以下の3つの場所で神殿が稼働中または発表済である。バランキジャ,ボゴタ,カリ。

ドミニカ共和国サンチアゴ

サンティアゴの神殿は,カリブ海諸国で2番目の神殿になる。サンティアゴはドミニカ共和国第2の大都市である。今日,ドミニカ共和国では15万人近くの末日聖徒が約200のワード・支部に集っている。サントドミンゴにある同国初の神殿は,2000年に奉献された。

チリ,プエルトモント

プエルトモントはチリ南部の港町である。この神殿は,この地域で初めての神殿となる。 1851年にイエス・キリスト教会の宣教師が到着して以来,チリは,60万人を超える末日聖徒が,570を超えるるワード・支部に集うまでになった。チリ,プエルトモント神殿は,国内で6番目の主の宮となる。南アメリカのスペイン語圏に初めて建った神殿は,1983年に奉献されたサンティアゴ神殿だ。チリではこのほか,以下の4つの場所で神殿が稼働中,建設中または発表済である。アントファガスタ,コンセプシオン,サンティアゴ西,ビニャデルマール。

アイルランド,ダブリン

アイルランド,ダブリン神殿は,アイルランド初の主の宮となる。ダブリンはアイルランド共和国の首都だ。

イエス・キリスト教会の回復された福音は,1840年にアイルランドに紹介された。同年,初期の宣教師がアイルランド人初の改宗者にバプテスマを施している。今日,アイルランドを故郷と呼ぶ末日聖徒は4,000人前後いて,13のワード・支部に集っている。アイルランドの末日聖徒は現在のところ,神殿で礼拝するためにイングランドまで行っている。

イタリア,ミラノ

イタリア,ミラノ神殿は,同国で2番目の主の宮となる。最初の神殿は,2019年にネルソン大管長によって奉献された歴史的なイタリア・ローマ神殿だ。大管長会と十二使徒定員会の全員が,複数の奉献式の部会に参加した。 イタリアでは,2万8,000人を超える末日聖徒が100近くのワード・支部に集っている。1850年,十二使徒定員会のロレンゾ・スノー長老を始めとする宣教師たちが,イ

タリアで初めて伝道した。最初の末日聖徒の支部が設立されたのは1966年であり,同年中に最初のイタリア伝道部がフィレンツェに開設されている。

ナイジェリア,アブジャ

ナイジェリア,アブジャ神殿は同国で6番目に建設される神殿となる。ナイジェリア,アバ神殿が2005年に奉献されており,ほかに,ナイジェリア,ベニンシティー神殿,ナイジェリア,カラバル神殿,ナイジェリア・エケト神殿ナイジェリア,エケト神殿,ナイジェリア,ラゴス神殿の4神殿が発表されている。ナイジェリアでは,23万人を超える末日聖徒が約810のワード・支部に集っている。アブジャは同国の首都である。

ウガンダ,カンパラ

ウガンダ,カンパラ神殿は,中央アフリカ東部にある国ウガンダで初めての神殿となる。ウガンダでは,2万2,000人を超える末日聖徒が40のワード・支部に集っている。首都であり最大の都市であるカンパラは,東アフリカ高原にある。1960年代に,海外駐在の末日聖徒がウガンダに住み,集会を開いていた。公式の支部が設立されたのは,1990年代初頭である。

モザンビーク,マプト

モザンビーク,マプト神殿は,同国内で2番目の主の宮となる。最初にできた神殿は,2021年4月発表のモザンビーク,ベイラ神殿だ。アフリカ南部の国モザンビークでは,約2万5,000人の末日聖徒が約70のワード・支部に集っている。100万近い人口を擁する都市マプトは,モザンビークの首都である。同国で伝道活動が正式に始まったのは,1999年だ。

アイダホ州コーダレーン

5万人を超える人口を擁する都市,コーダレーンは,アイダホ州北部にあるクートナイ郡の郡庁所在地である。近くのワシントン州スポケーンにも主の宮がある。

アイダホ州では,47万5,000人を超える教会員が,1,200を超えるワード・支部に集っている。初期の教会の開拓者がアイダホ州に定住したのは,1855年のことだ。教会の大管長には,ハロルド・B・リー,エズラ・タフト・ベンソン,ハワード・W・ハンターなど,アイダホ州出身者が何人かいる。 アイダホ州コーダレーン神殿は,同州10番目の神殿となる。同州には,そのほかアイダホ州ボイシ神殿,アイダホ州バーリー神殿,アイダホ州アイダホフォールズ神殿,アイダホ州メリディアン神殿,アイダホ州モントピリア神殿,アイダホ州ポカテロ神殿,アイダホ州レックスバーグ神殿,アイダホ州ティートンリバー神殿,アイダホ州ツインフォールズ神殿がある。

アリゾナ州クィーンクリーク

アリゾナ州クィーンクリーク神殿は,アメリカ合衆国南西部にあるアリゾナ州で8番目の神殿となる。同州では44万3,000人を超える末日聖徒が,約925のワード・支部に集っている。教会員が初めてアリゾナ州に到着したのは,1846年の冬だ。同州にはそのほか,ギルバート,メサ,フェニックス,スノーフレーク,ヒラバレー,ツーソン,ユマに神殿がある。 もともと「リッテンハウス」として知られていたクイーンクリークは,初期のアリゾナの自作農の入植地であった。1989年に正式に自治体として認められたクイーンクリークは,フェニックス都市圏の最南東にある。クイーンクリーク地域には8万人を超える住民がいる。

テキサス州エルパソ

アメリカ合衆国中南部のテキサス州最西端にあるエルパソは,エルパソ郡の郡庁所在地であり,同州6番目の大都市である。 テキサス州では,38万5,000人を超える末日聖徒が,750を超えるワード・支部に集っている。テキサス州での伝道活動は,末日聖徒イエス・キリスト教会の初期の時代である1843年に始まった。

テキサス州エルパソ神殿は,同州10番目の神殿となる。発表済み,建設中,稼働中の神殿は,ほかにも,テキサス州オースティン神殿,テキサス州ダラス神殿,テキサス州フォートワース神殿,テキサス州ヒューストン神殿,テキサス州ラボック神殿,テキサス州マッカレン神殿,テキサス州マッキニー神殿,テキサス州サンアントニオ神殿がある。

アラバマ州ハンツビル

アラバマ州北部のアパラチア山脈にあるハンツビルは,22万5,000人を超える州内最大の人口を擁する都市である。アラバマ州はアメリカ合衆国南東部にある。 アラバマ州ハンツビル神殿は,アラバマ州バーミンガム神殿に続く,同州2番目の神殿となる。 アラバマ州では,4万を超える会員が,約75のワード・支部に集っている。

ウィスコンシン州ミルウォーキー

合衆国中西部にあるウィスコンシン州では,2万8,000人を超える末日聖徒が,約65のワード・支部に集っている。ミルウォーキーはウィスコンシン州最大の都市である。ウィスコンシン州ミルウォーキー神殿は,同州3番目の神殿となる。

ニュージャージー州サミット

ニュージャージー州サミット神殿は,アメリカ合衆国北東部のニュージャージー州出始めての神殿となる。ニュージャージー州を故郷と呼ぶ末日聖徒は3万5,000人前後いて,60を超えるワード・支部に集っている。末日聖徒の宣教師がニュージャージー州で初めて福音を説いたのは,1832年のことである。現在のところ,ニュージャージー州に住む教会員にとって最も近い神殿は,ニューヨーク州マンハッタンとペンシルベニア州フィラデルフィアにある神殿である。

ユタ州プライス

ユタ州プライス神殿は,ユタ州東部にあるカーボン郡で初めての主の宮となる。プライスはカーボン郡の郡庁所在地だ。

教会の世界本部のあるユタ州には,220万人近くの末日聖徒がいる。これは,州人口350万の約3分の2である。

ユタ州プライス神殿は,稼働中,改修中,建設中,発表済みを含め,ユタ州で31番目の神殿となる。 現在同州では,儀式が行われている神殿が,アメリカンフォーク(マウントティンパノガス),バウンティフル,ブリガムシティー,シーダーシティー,ドレーパー,レイトン,ローガン,マンタイ,モンティセロ,オグデン,オレム,ペイソン,プロボ(プロボシティーセンター),サラトガスプリングス,サウスジョーダン(ジョーダンリバーとオーカーマウンテン),セントジョージ(レッドクリフスとセントジョージ),テイラーズビル,バーナルにある。ユタ州では新しい神殿が,エフライム,ヒーバーバレー,リンドン,スミスフィールド,シラキュース,トゥーイル(デゼレトピーク神殿)で建設中であり,ユタ州プロボ・ロックキャニオン神殿とソルトレーク神殿は現在改修工事中である。リーハイとウェストジョーダンでの神殿建設は,2024年4月に発表されている。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.