ニュースリリース

浦和ワード年次家族歴史フェア2024つながりの祝祭

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2024年8月3日、東京ステーク浦和ワードで年次家族歴史フェアが開催され、会員や友人、ゲストが「継なぐ」あなたの歴史を未来へ をテーマに集いました。このイベントは毎年異なる補助組織が企画を担当し、家族歴史を次世代に継承する重要性を理解しやすく、かつ楽しく学べる機会を提供しています。今年のフェアは、現代のデジタル技術を活用して、家族歴史の継承を促進することを目的としていました。

フェアは、アジア北地域家族歴史宣教師である相川豊長老による力強い証から始まりました。彼の言葉は、私たちが先祖と共有する永遠のつながりを強調し、参加者に深く響きました。続いて、ルーツテックのウェブサイトから「あなたの思い出はファミリーサーチで永遠に生き続けます」というビデオが上映され、家族の思い出を保存し、次世代に継承することの重要性がさらに強調されました。

その後、参加者たちはホールに移動し、さまざまな体験型ブースで楽しみました。これらのブースは、家族歴史についての学びをより深めるための実践的な体験を提供しました。あるブースでは、LDSアカウントの作成方法や家系図の基本的な作成方法について指導が行われました。また、別のブースでは、ファミリーサーチ内の「思い出機能」を活用して、家族の思い出をデジタル形式で保存する方法が紹介されました。さらに、My Heritageのツールを使用して、モノクロ写真のカラー化や解像度の向上、さらには古い写真をアニメーション化する技術が紹介され、参加者はその技術を実際に体験することができました。また、ルーツテックにも参加経験のある系図作成支援などを手がける民間企業に勤めている浄泉あや姉妹が共有してくださったBYU Family History Technology Labが提供するオンラインゲームのステーションでは、家族歴史を楽しく学べる体験が提供されました。

フェアの雰囲気は明るく、温かいもので、特に多くの若い家族が積極的に参加しました。ワードの若い女性たちとその指導者たちは、ソーダフロートやココアフロート、人形焼を提供し、夏祭りのような雰囲気を醸し出しながら、イベントをさらに楽しませました。

フェアを通じて、家族歴史の重要性が改めて強調されました。宣教師の友人たちも数名参加し、家族歴史について学びたいという興味を持った人々が、ファミリーツリーアプリのインストールやアカウント作成を実際に行う機会が提供されました。

浦和ワードの家族歴史の取り組みは、この年次イベントだけに留まりません。ワード神殿・家族歴史主任の岡野光洋兄弟の指導の下、毎週、神殿・家族歴史調整集会を行い、ワード内の神殿・家族歴史に関する活動や助けを必要としている個人に関する情報を共有し調整を行っています。また、毎週日曜日の礼拝後には、会員が系図研究に取り組むための支援を行います。その場には、いつも温かく迎えてくれるワード神殿・家族歴史相談員の原三城兄弟、中西ご夫妻、中川ご夫妻、松本文香姉妹、大和田靖子姉妹、猪狩菊絵姉妹がいます。彼らの働きはどんな状況にあっても堅実です。すべての人がこの神聖な仕事に参加できるよう努めています。 

COVID-19パンデミックという厳しい時期にも、ワードは家族歴史に対する取り組みを続けました。西山勝ビショップは、神殿の儀式のために1,000人の名前を準備するという目標を設定しましたが、その目標は達成されただけでなく、2,000人の名前が準備されました。このような神殿と家族歴史の業に対する献身は、毎月定期的に行われる神殿のバプテスマにも表れており、常に20人以上が参加しています。

今後の浦和ワードの重点は、新しい会員が先祖のために神殿の業に取り組むことを支援することです。扶助協会会長の萩原裕子姉妹は、ミニスタリング面接の中で、家族歴史に取り組むよう会員に勧め、その際に直面する障害を克服するためのサポートを提供しています。

ワードの家族歴史の努力は、多くの感動的な物語を生み出しました。例えば、中川姉妹は、古代文字を学ぶために徳島図書館を訪れ、研究中にしばしば聖霊の導きを感じました。また、改宗者である大和田姉妹は、夫の先祖の存在を感じ、彼らの神殿の業を準備する動機を得ました。同様に、長老定員会家族歴史担当顧問である興津勲兄弟の妻 留美姉妹は、パンデミック中にさまざまな神社を訪れ、200人以上の名前を発見し、家族の系図記録を大幅に拡大しました。

特に感動的な物語の一つとして、アメリカに住む姉妹が、僧侶の祖父の写真に感動し、それがきっかけで日本を訪れ、家族のために神殿の儀式を行ったというエピソードがあります。日本滞在中、彼女はもう一人の息子の名前を発見するよう導かれ、先祖とのつながりをさらに深めました。

浦和ワードの家族歴史フェア2024は、過去と未来の世代を結ぶ神聖なつながりを祝うものでした。このイベントは、家族の記録や思い出を保存し、それを次の世代に意義深く、かつ楽しく伝える重要性を改めて強調するものでした。参加者たちは、家族歴史の業に新たな目的と喜びを感じながらフェアを後にし、その日を楽しく、そして深い意味のあるものにしました。

「家族歴史の調べ方のヒント」

※さかのぼれる限りの謄本を取り寄せる

2024年3月1日から戸籍法改正により、近くの市区町村の窓口で、他の市区町村役場の戸籍謄本もまとめて請求できるようになりました。もし先祖の情報が残っているのであれば、それを見つけ出すことができるように祈りましょう。

※親族を訪ねる

市町村役場に電話をかけて「明治時代の○○町○○番戸は現在の住所表記のどこにあたるのか」を問い合わせてみましょう。少しの勇気を出してご親族の可能性のある方々を訪ねるのは伝道です。ご親族の中には、家伝系図、家蔵文書をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。先祖のゆかりの地を訪ねるとき、山や川、海、気候、空気、水、先祖が歩いたであろう道、学校、食べ物など五感を通して感じてみましょう。

※菩提寺、過去帳、お墓、神社

個人情報保護のためにお寺の過去帳を閲覧することは難しいですが、現地に出向き菩提寺でお話を伺い、お墓参りをさせていただきましょう。近くの神社を訪ねてみます。

※図書館、県立古文書館、郷土資料館、歴史資料館

古文書、郷土史、歴史書、市町村誌、分限帳、給録帳、宗門人別改帳、古地図、検地帳、水帳、軍事記録証明、移民記録、旧土地台帳、苗字辞典、地名辞典、人名録、藩政資料、中世古代系図文献、新聞記事など探してみましょう。例えば歴史的な出来事を知るだけでも、そのときに住んでいた地域がどのような状況だったかがわかり、先祖の方々の喜びや苦労を感じることができます。名前だけしか知らなかった先祖がどのような生活を送り、どのように生きたのかがわかることで身近に感じることができます。

※オンライン検索(国立国会図書館サーチ、国立国会図書館デジタルコレクション)

国立国会図書館の資料の検索のほか、都道府県立、市立図書館、博物館、美術館、公文書館、地方自治体、大学などと連携され、提供資料が検索できます。

「あなたが神殿と家族歴史活動にかける時間を増やすときに、主の声を聞く能力は増して強化されます。」

                       ラッセル・M・ネルソン大管長

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