ニュースリリース

浜田支部、海岸清掃ボランティア参加の功績を称え浜田市より表彰

2021年11月7日、末日聖徒イエス・キリスト教会広島ステーク*1浜田支部が、海岸清掃ボランティア参加の功績により浜田市市民憲章推進協議会から団体表彰を受けた。浜田支部に所属し、長年ボランティアに参加してきた舟木望瑠(ふなき・のえる)姉妹*2も個人表彰を受けた。
表彰式は島根県立西部総合福祉センターにて行われ、浜田支部からは平野謙二会長と舟木姉妹が出席した。

   
浜田支部が海岸清掃ボランティア活動に参加するようになったきっかけは、2019年5月18日に実施された「全国奉仕の日」までさかのぼる。
支部としての活動を検討していた際、付近の海岸清掃を行う市民団体・「全国豊かな海づくり大会をサポートする市民1000人の会」(以下「1000人の会」)による海岸清掃活動に長年参加していた舟木家族より提案があった。「全国奉仕の日」に支部として海岸清掃ボランティアに参加して以来、毎月1回の活動に支部の会員有志の参加が続いている。
このたび、長年ボランティア活動に参加してきた舟木家族が教会員であり、近年は支部単位で参加していることを考慮し、浜田支部として表彰を受けることとなった。

  

「1000人の会」では、猛暑期と厳寒期を除いた毎月第四土曜日の朝7時半から1時間程度、市内各所の海岸清掃を行っている。清掃場所については浜田市報や浜田市観光協会公式サイトなどを通じて事前に告知され、主に国の天然記念物に指定されている石見畳ヶ浦や、国府海水浴場などの観光スポットを中心に行っている。

  

波が高く、干満の差が激しい日本海の波打ち際には漁網や浮きなどの漁具、外国から海流に乗ってきた生活用品など大小さまざまな海洋ゴミが漂着する。「1時間ちょっとでも、皆さんで協力して毎回ゴミ袋100袋分ほどのゴミを回収します」と平野会長。清掃ボランティアには、浜田支部以外の宗教団体や企業など、さまざまな団体や個人が浜田市の景観を守るために参加している。「私たちはヘルピングハンズ*3の黄色いベストを着て参加していますが、ほかの宗教団体の方は赤いベスト、企業の方は青いベストというようにカラフルです。その他に個人参加の方もおられます。異なる信条や立場の方々と一緒に汗をかき、ともに地域に貢献できるのが嬉しいです。」
会員が誘った職場の同僚が定期的に参加していたり、活動で親しくなった方が支部の音楽会に来られたりと、浜田支部にとっては地域や友人と繋がる機会にもなっている。

     

「このたびの表彰は浜田市民の皆さんに教会を知っていただく何よりの機会になった」と平野会長は喜ぶ。「この地で、末日聖徒イエス・キリスト教会はまだまだ認知度が低いんです。この表彰が市報などに掲載され、多くの方に教会の存在を知っていただける。これはまたとない広報活動になりますし、ここから将来の伝道活動に繋げていきたいです。」
舟木姉妹は現在体調不良のためしばらく参加していないが、長年の活動が評価されたことに喜びを感じている。「小さい時には両親と海に行けて楽しいという気持ちで参加していましたが、毎月続けてきたことを評価していただき嬉しく思います。今回の表彰をきっかけに、これからも自分でできることを見つけて人の役に立てたらいいなと考えています。」(舟木姉妹)

      

*1ステーク 地元の会員の集まりである「ワード」が集まって構成される、より大きな地域的組織。
*2姉妹 教会ではすべての人が神の子供たちであるとの教えから、男性を兄弟(Brother)、女性を姉妹(Sister)と呼称する。
*3ヘルピングハンズ ヘルピングハンズ・プログラムは、末日聖徒イエス・キリスト教会の会員とその隣人たちが協力し合って地域奉仕を提供するもの。ロゴ入りの黄色いビブスがトレードマークである。

 

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.