ニュースリリース

教会,ボーイスカウト方針決議に対する声明を発表

過去100年間にわたり,末日聖徒イエス・キリスト教会は,ボーイスカウト・オブ・アメリカ(BSA)との強い関係を維持してきました。両団体とも,少年や若い男性が神への務めを理解し,その務めにふさわしくあり,潔く道徳的な行動が取れるように助けるという共通の関心事がります。教会はボーイスカウト・オブ・アメリカとの関係を継続すると同時に,教会の指導者たちを通じて合衆国内および世界中の若人の様々な必要にこたえる最も効果的な方法を追求していきます。

活動への参加に関する教会の方針は昔も今も変わっていません。教会の無給の指導者が使用する基本指導手引きに次のように述べられています。「教会の標準に従うことに同意している……若い男性」は「温かく迎え入れ,……参加するように奨励するべきである。」(『手引き 第2部―教会の管理運営』〔2010年〕,8.17.3)この方針は教会主催のスカウト団体にも適用されています。過去現在を通じて,末日聖徒のスカウト団に参加を希望する少年に対して,性的志向が不適格要因になることはありませんでした。行動の標準に進んで従う意志を持っていることがわたしたちの重大な関心事であることは,これからも変わりません。

そのような行動の標準は小冊子『若人の強さのために』の中に明記されています。性的な関係を禁じることも,その冊子に明記されています。わたしたちはこれからもこれらの標準を支持し少年と若い男性を保護し強めていくことを固く決意しています。

教会はBSAが再度『神への務め』への支持を表明してくださったことに感謝しています。『神への務め』には,若い男性を指導するうえで欠かせない原則である奉仕と道徳的行動規範が明記されています。教会はこれまでと同様,BSAと協力して,スカウト活動が教会の若い男性の様々な必要に応じるものとなるよう調整を図っていきます。承認された方針をBSAが適切にまた効果的に実施運営していくことに関して,教会はBSAに信頼を寄せています。

現在,この件に関する教会の大管長会による署名入りの手紙が,合衆国内の末日聖徒の指導者に送付されているところである。その手紙には本日の声明の中に述べられている教会の方針と標準を再確認するBSAの文書も含まれている。

「『神への務め』に関するBSAへの教会指導者の言葉」も参照

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.