5月31日(金)にオクラホマシティー近郊を襲った5件の竜巻の被災地を支援するため,末日聖徒イエス・キリスト教会は救援物資を提供し,ボランティアを派遣している。5月20日に巨大な竜巻に襲われたムーア市では,今回の竜巻で20人の犠牲者が出た。当局によると,5月20日から6月5日までに竜巻で死亡した人は44人,けがをした人は報告されただけで500人以上に上る。
5月20日から現在まで,5,300人以上の教会員がボランティアとしてがれきの撤去作業を支援し,延べ3万4,000時間を超える奉仕をした。教会では市の責任者や地域の団体と連携して,被害状況と,支援が必要な分野を判断している。
救援活動は,今後数週間にわたって継続される予定である。
七十人会長会のロナルド・A・ラズバンド長老は,5月31日から6月2日にかけて現地を訪れ,教会員や宣教師,市当局と話した。