ニュースリリース

「愛によってポルノグラフィーをなくすことができる」と中央初等協会会長は語る

ユタ州の反ポルノグラフィーカンファレンスで講演するジョーンズ姉妹

「有名なキャッチフレーズに『ポルノグラフィーは愛情をそぐ(porn kills love)』というのがありますが、『愛によってポルノグラフィティをなくすことができる(love kills porn)』というのも覚えておきましょう。それはわたしたちの愛が誰かの依存症や行動を変えることができるという意味ではありませんが、愛によってわたしたちは動機付けられます。つまり、わたしたちの愛によって、人が、特に子供が、どう準備するか、どう反応するか、どう耳を傾けるかが変わってきます」と100万人以上の子供の指導者である末日聖徒イエス・キリスト教会中央初等協会会長のジョイ・D・ジョーンズ姉妹が語った。

 

ジョーンズ姉妹はソルトレークシティのソルトパレス・コンベンションセンターで2018年3月10日(土)に開催されたユタ州連立反ポルノグラフィーカンファレンスの午前の基調講演の演者であった。

「きょうわたしは、心配している女性、母親、また祖母としてこの場にいます。ポルノグラフィーの問題は社会の子供にも影響を与えています。これについてはまだまだ十分な話し合いができているとは言えません」とジョーンズ姉妹は語った。

さらに続けて、「なぜかはわかりませんが、わたしたちは若者や子供たちに、彼らが強い衝動に駆られ、直面する最も強烈な誘惑となる事柄についてあまり話し合っていません。わたしたちが話さなければ、子供たちはインターネット、他の子供やティーンエージャー、そして映画から知識を得ることになります」と述べた。

電子機器

初等協会の指導者であるジョーンズ姉妹は聴衆に、スマートフォンやその他の電子機器によって、望んでいないメディアに子供たちは簡単にアクセスできることに気が付いていない親がたくさんいるかもしれないとし、「今の世の中では、多くの親が子供に蛇を与えています。蛇とはスマートフォンのことです。貧しい国でさえ、子供がスマートフォンを手にしているのを見たことがあります」と述べた。

ジョーンズ姉妹はスマートフォンやその他の電子機器にフィルターをかけることを勧める。電子機器は家庭内の家族の行き来が多い場所で用いるようにしている家族もいる。ジョーンズ姉妹は、なぜポルノグラフィーを避けるべきなのか、もし期せずして遭遇したらどう対処すべきなのを、子供の年齢に応じた方法で教えなければならないとも語った。

ジョーンズ姉妹は「個々の家族に何が必要かにかかわらず、家庭内では家族の一人ひとりに対し、善を行うために、そして賢くテクノロジーを使うように最初から教えましょう。そうすることで、道徳的なものの考え方を育みましょう。子供たちがテクノロジーを善のために使うことができるように、建設的な方法で教育しましょう」と話した。

愛がポルノグラフィティと戦う

「世界からポルノグラフィーという疫病を根絶させたいという希望を持つなら、そのためのすべての努力は愛に基づいたものでなくてはならず、また前面に愛を打ち出すべきです」とジョーンズ姉妹は強調した。

さらに、「最初に、子供たちをポルノグラフィーから守ることによって、子供への愛を示します。2番目に、意図的であれ偶然であれ、ポルノグラフィーに接した子供への対応の仕方によって、自分たちの子供への愛は変わらないことを伝えます。3番目に、彼らがポルノグラフィーを衝動的に視聴する場合または依存症になっている場合に、いかなる場合にも子供たちを愛していることを、癒しへのプロセスにおいて愛ある支援を提供することによって示します」と述べた。

「皆さん方と愛する人々が癒しを求めるとき、すべての傷を癒し、人々を結び付ける力を持ち、わたしたちが持つ力以上に人間関係を構築する力を発揮することを可能にさせてくださるお方に頼ることによって強められるようにと願っています」と述べ、ジョーンズ姉妹は話しを終えた。

ジョーンズ姉妹の講演「わたしたちから始めましょう(It Starts With Us)」の全容はこちら。

教会ホームページOvercomingPornography.orgも参照。

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