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「全国奉仕の日は今年,大幅に改善されました」とアジア北地域会長会第二顧問の和田貴志長老は語る。2019年5月28日に行われた会長会のミーティングでのことだ。「わたしたちは多くのことを学び,奉仕の日やその他のプロジェクトに対する我々の取り組みを改善しています。人々を清掃活動にお招きするためのより良い方法を見つけたことに関しては特にそうです。」5月18日(土),和田長老と伴侶のなおみ姉妹は,相模原ワードのボランティアが相模川河川敷の清掃を行うのを手伝った。
「清掃活動は地域との共同プロジェクトでした」町田ステークのヘンリー・サブストローム会長は説明する。「皆,喜んで奉仕しました。今日は46名の会員とそのお友達が来てくれました。」ボランティアたちは和田長老姉妹と並んで作業し,高田橋周辺の河川敷を約1キロにわたってごみ拾いした。
2019年5月18日は,全国奉仕の日として定められた日である。奉仕プロジェクトは北海道から沖縄にいたる各地で実施された。そのプロジェクトの多くが,地域社会と教会員による共同の取り組みであり,皆のためのより良い環境を目指すものである。教会はこの奉仕の日の活動を「日本への贈り物」と捉えている。
その日,町田ステーク後援の下で行われたプロジェクトはこれだけではなかった。同日の夕べに行われた指導者会において,サブストローム会長はステーク内のビショップらに,各ワードの取り組みについて,またそれらの活動が集まった人々にとってどのように有益に働いたかについて報告するよう求めた。八王子ワードは食糧をパッキングし,それを地元のフードバンクへ届けた。町田第一ワードと高尾ワードは,近隣地域や公園を清掃した。町田第二ワードの会員は,自分たちでは作業することが困難なお年寄りの家に行き,家や庭の清掃を行った。多摩ワードは市の清掃活動に参加し,ごみ拾いを行った。甲府ワードは愛宕山コミュニティセンターへ行き,子供の遊び場から石を取り除く作業を行った。市の職員らは大変喜んでいたという。
ビショップは,これらのプロジェクトが,地域と協力して働き,奉仕を行う絶好の機会を会員に与えるものであったと感じている。今回の活動が何か大きなプロジェクトを行うきっかけになるのではないか,会員が自然な方法でそのようなプロジェクトに人々を誘えるようになるのではないかと感じたビショップもいた。彼らは,今回の奉仕は,地域に対する奉仕の始まりにすぎないと感じている。
サブストローム会長も,会員の奉仕の機会が今後拡大すると感じている。ワードの指導者たちは,ほかのワードが実施しているプロジェクトについて学んだことにより,教会員ではないボランティアを呼び込み地域と提携するうえで,さらに効果的なより良いプロジェクトを今後計画されると目算される。サブストローム会長は,これらのプロジェクトが地域のためになると同時に教会員を強めるということに感謝している。
「会員の皆さん,特に青少年を見ていると,2003年にヘンリー・B・アイリング管長が述べた預言的な約束について思い出さずにはいられません。アイリング管長は,教会の中で大いなる変化が起こる日がやって来て,会員は友人に熱心に証を分かち合うであろうと述べました。アイリング管長は,それらの事柄が起きるときに教会の発展が始まると言っています。わたしは若い男性,若い女性,そしてその他の会員が教会の活動に友人を招いているのを目にしています。」そしてこう続けた。「これらのプロジェクトは友人を招きやすい活動です。わたしたちの心に変化が生じるとき,これらの活動はアイリング管長の約束の実現を手助けするものとなるのです。」
活動の後,相模原ワードのデビッド・ベイリービショップは,サブストローム会長に,人生の困難に直面している会員を一緒に訪問してくれないかと尋ねた。サブストローム会長は病に苦しむ姉妹の必要に応える2人の姉妹に会い,驚いた。姉妹のうちの一人は看護師だが,もう一人はそのようなスキルをもたない。しかし,看護の知識がある姉妹が病を抱える姉妹の世話の仕方をもう一人の姉妹に教えることで,全員が強められスキルアップされている。そのようなキリストのような奉仕が日々教会員の中で起こっているという模範を見て,サブストローム会長は謙虚な気持ちになったという。
相模原ワードの活動に話を戻すと,和田なおみ姉妹は,会員とともに奉仕する機会を夫婦で心から楽しんだと述べ,十分に調整された活動だったと付け加えた。「ボランティアを歓迎するためによく計画された活動だと感じました。道具を揃え,食べ物や飲み物を提供するなど,多くの時間がかかったことでしょう。」
「相模原ワードのビショップの奥様は,ボランティアのためにドーナツを作ってきてくれたほどです」となおみ姉妹は振り返る。「彼らとともに奉仕するなかで愛と喜びを感じました。活動を計画してくださった方々,準備してくださった方々、参加してくださった方々に対する感謝の思いを胸に帰ってきました。地域にそのようなすばらしい会員のグループがいることは祝福です。」