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インターナショナル・クリスマス・オープンハウス

東京・吉祥寺の武蔵野ステークセンターで開催

 

末日聖徒イエス・キリスト教会の日本東京南伝道部と日本武蔵野ステークは、12月7-8日に武蔵野市吉祥寺東町の教会(武蔵野ステークセンター)にて、「インターナショナル・クリスマス・オープンハウス」を開催した。

礼拝堂では、教会内外の演奏者による,クリスマスにちなんだ歌や楽曲の演奏が流れる。また,世界12か国から来日している日本東京南伝道部の宣教師70名以上よる聖歌隊が、日本語、英語はもちろん、それぞれの母国語のタガログ語、モンゴル語、ドイツ語、ラテン語などでクリスマスの歌を披露した。

教会の入口では、朝から日暮れまで、通行する人々に宣教師が歌声で語り掛ける「キャロリング」が行われる。礼拝堂の出演者たちも入口で演奏する。

出演グループの一つ,藤沢ステーク聖歌隊。「この聖歌隊は、今からおよそ30年前からずっと活動しています。現在は、月に1回1時間半の練習しかできていませんが」と指揮者の女性は言う。長年の経験の賜物か,礼拝堂の聴衆からは満場の拍手を浴びていた。

隣接するホールでは、世界70か国から集められた100点余りに及ぶ,キリストの降誕(ネイティビティ)を描いた人形を特別展示した。これらは、ミミ・L・ワーニック伝道部会長夫人の個人コレクションである。これほどの数のネイティビティ人形が一堂に展示されるのは、日本の末日聖徒イエス・キリスト教会ではおそらく最後となる。

                                   

ワーニック夫人はこう解説する。「これらのネイティビティの人形は、アメリカ国内はもちろん、日本、中国、インドネシアなどアジアからも集めました。アフリカの南部にはクリスチャンが多く、この焼き物の技術(南アフリカの降誕人形,冒頭写真集内)は日本の技術指導によるものなのです。また、イエス・キリストが生まれた地中海沿岸やエジプトからも取り寄せました。私はこのナイジェリアのものが一番好きです。イエス様のそばにはヨセフとマリア、3人の賢者などがいるのですが、さらにその周りには必ず天使がいたと思います。それが表現されているところが大好きです。このコレクションを集めるには10年という長い歳月がかかったのです。帰国する時には持って帰りますが、それまでぜひ皆さんに見ていただきたいと思います。」

そのほか、衣装を借りて,主イエス・キリストの降誕場面に参加する「ライブネイティビティー」コーナーも設けられた。準備された衣装を身に着け、ヨセフやマリアに扮して写真に収まる。隣には、立体クリスマスカード作りやぬり絵など,子どもたちの工作コーナーがある。来場者にはワーニック夫人と友人たち手作りのクッキーがふるまわれた。

ホールには、多くの見学者が途切れることなく訪れる。この2日間で来場した人数は延べ500名を超えた。彼らは感想を口々に語る。

「初めて来たんですけど、分かりやすかったです。聖歌隊の後ろにイエス・キリストの写真が映されたりして……。展示のコーナーでは、常に誰かがいて、聞いてもすぐに説明をしてくれるところ、いつでも話を聞ける状態だった事がよかった。」(10代・一般男性 八王子市)

「みんながとてもフレンドリーで、質問してもすぐに返してくれたり……。またいろんな国の言葉や展示で楽しめました。歌は、海外の曲でもメロディーは知っているものも多かったので聞きやすかったです。」(10代・一般女性 八王子市)

「いろんな国のキリストの誕生を祝う気持ちを感じられてすごくよかったです。宣教師の歌は凄い迫力でした。」(20代・教会員男性)

「すごくパワーが伝わってきて感動しました。宣教師は、頑張って他の言語を覚えたんだなぁって思いました。いろいろな国の作品があって、それぞれの国によって材質が違ったり、表情が違ったり、本当に可愛いなあと思いました。」(20代・教会員女性)

「文化が違っても,それぞれの国の人が1つのものでつながっていると感じます。」(10代・一般女性 多摩市)

この催しの模様は,以下の短い動画でも紹介されている。

     

この2日間のオーブンハウスの最後に,東京南伝道部のJ・ポール・ワーニック伝道部会長が登壇してこう締めくくった。

「今月教会では、『世界に光を、地域に光を、家族に光を,あなたに光を』というテーマでイエス・キリストの愛を分かちあおうとしています。イエス・キリストは、確かにこの世の光です。そして、私たちにも自分の光を掲げるようにとおっしゃっています。神様の愛、イエス・キリストの光、福音のもたらす喜びを深く感じられますように……。今晩はご来場いただき、心から感謝いたします。メリークリスマス!」

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.