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クリストファーソン長老、ラテン系ジャーナリストに言論の自由の擁護について話す

クリストファーソン長老、ラテン系ジャーナリストに言論の自由の擁護について話す

「安全というものは、言論を弾圧することではなく、息を吸う機会を与えることによって得られるものです」とソルトレークシティーで行われた第73回米州新聞協会(IAPA)の年次大会において約300人のラテン系ジャーナリストを前に、末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会会員D・トッド・クリストファーソン長老が語った。

2017年10月28日(土)の夜、ソルトレークシティーのテンプルスクエアにあるカンファレンスセンターシアターに集まった報道関係者らに向かってクリストファーソン長老は、「アメリカ大陸全土においてIAPAが言論と表現の自由を擁護・促進する努力を行っていることをわたしたちは称賛します。多くの人々の人生の祝福と社会の繁栄は、このような自由の基に成り立っています」と述べた。

 

クリストファーソン長老は、19歳でアルゼンチンにおいて伝道したときに最初に学んだ言語であるスペイン語で、「わたしはメキシコと中南米の国民に特別な思いを持っています」と述べた(スペイン語英語のスクリプトはこちら)。クリストファーソン長老は、メキシコで教会の事業のディレクターとして働いていたときに、家族と共にメキシコシティに住んでいた。

「わたしたちが書くこと、話すことのすべてが役に立つとは思いませんが、言論の自由が推奨されなければ、良いことが生まれなくなるのも事実です。素晴らしいものを得るには、多少の馬鹿げたことは我慢しなければならない時があります」とクリストファーソン長老は語った。

また、「国際連合の世界人権宣言そしてチャプルテペック宣言は、公正でオープンな社会を築くための共通の枠組みとなります」とも述べた。

クリストファーソン長老はジャーナリストに向かって「皆さんが持つジャーナリストとしての特権と召しは、宗教、人種、国籍、政治的見解を異にする人々の間の話し合いやディベートを促進するということです」と語った。

クリストファーソン長老は、彼自身そしてその他の使徒も過去数年にわたり公開フォーラムで話題にしてきた宗教の自由について短く語り、「宗教は、その他の人権を守る触媒としての効果があります」と述べた。

クリストファーソン長老は、人種的平等や民事司法を提唱していたマーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師のように、宗教家の声によって一般大衆の論議が進むことがあるといい、その他にキリスト教の倫理を使ってグレートブリテンでの奴隷売買を廃止したウィリアム・ウィルバーフォース、分断された合衆国を癒すのに聖書を用いたアブラハム・リンカーン、非暴力不服従の市民運動によってインド独立を指導したマハトマ・ガンジーについても言及した。

「声を上げられない人々を代弁し、困難なことが多い世の中に光をともし、人類の経験に尊厳を与えるという皆さんの働きを称えます。自由と人権を広める大使である皆さんの上に、神の祝福と見守りがありますように」と述べ、スピーチを締めくくった。

IAPAは、南北アメリカ大陸において新聞、放送局、デジタルメディアの利益を高めるために努力する非営利組織である。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.