ソルトレークシティの歴史あるテンプルスクウェアはキリストの降誕を祝う季節になると数千個のクリスマスライトを鮮やかに点して人々を迎える。
テンプルスクウェアのクリスマスライトの点灯を時間の経過とともに追ってみる
テンプルスクウェアにライトが灯り,ソルトレーク神殿,タバナクル,多くの教会施設の庭の周囲にある木々や茂み,花壇,芝生などにライトが灯ると世界中から人が集まり,クリスマスの精神を共に享受する。
ライトの飾りつけや配線は毎年真夏の8月に始まり感謝祭翌日の点灯日の数日前に完了する。
1年おきに壮大なレバノン杉には赤いLEDライトが点灯される。その木はレバノンに旅行したある女性がテンプルスクウェアに持ってきたもので,当時は苗木の状態であった。それが主任庭師に預けられ,東門付近に植樹された。それからおよそ80年,木は21メートルの高さにまで成長し,テンプルスクウェアの中でも最も大きな木の一つに数えられるようになった。
毎年恒例の見所はテンプルスクウェア北西側のタバナクルと北訪問者センターの間に実物さながらの救い主の降誕シーンのセットが設置される場所である。ここでは末日聖徒イエス・キリスト教会のトーマス・S・モンソン大管長が語るクリスマスの物語の録音を聴くことができる。ほかの教会施設の庭にも幾つかの文化圏を代表するライトアップや救い主の降誕シーンのセットが設置される。
テンプルスクウェアのライトは毎日日没とともに点灯され,午後10時に消灯される。ライトの飾りが取り外されるのは12月31日である。
ソルトレーク神殿の頂上にある天使モロナイ像
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