昨年、Money Magazine（マネー・マガジン）においてBYU（ブリガム・ヤング大学）は全米で上位15番目の大学としてランキング入りした。このような高いランクは、学費を十分の一の基金で補助している末日聖徒イエス・キリスト教会が所有する大学にとって、大きな誇りとなっていた。マネー・マガジンのランキングは、教育のレベル、学費の費用対効果、そして卒業生の卒業後の活躍や成功を基準に構成されている。ただし、15位というのは昨年のランキングのことだ。
今年、2016年、BYUは上位10校の順位をすべて飛び越え、カリフォルニア大学バークレー校と同位の5位にランクされた。唯一、ライス、ハーバード、ミシガン、プリンストン大学がBYUを上回る形となった。
助成されている学費のため、BYUはリストの上位校の中で最も費用のかからない大学になっている。その見積もりである年間費用の18,500ドルは、プリンストン、ハーバード、スタンフォード大学等の学費より約40,000ドルも安くなっている。さらに、BYUは多くのエリート校と呼ばれる大学では行われていない、学生の様々な才能や能力への奨学金も惜しみなく提供していることでも評価が高くなっている。