ニュースリリース

ヘルピングハンズ,令和元年8月九州北部豪雨災害被災地にて復興支援ボランティアを行う

 

令和元年9月7日,佐賀県杵島郡大町町(おおまちちょう)にて行われた復興支援活動に、ヘルピングハンズ*1として福岡ステーク*2を中心に会員28名,宣教師13名が参加した。

大町町はさきの令和元年8月九州北部豪雨にて甚大な被害を受けた地域である。このたびの支援活動に関しては福岡ステークが主体となって参加者の募集を行い,災害直後の流動的な被災地のニーズを慎重に協議して活動先を決定した。

ボランティア当日は,台風13号の影響もあり,実際に多少の降雨はあったものの活動は予定通り行われた。

ボランティア参加者は町内各地の復興作業現場に割り振られ,浸水した家具の運び出し等の作業に従事した。活動に参加したある会員は,以下のように思いをつづっている。

「たくさんの方々の【隣人に仕える愛の心】に本当に胸がいっぱいになりました。被災された方々のお話を聴かせていただき,また被災された方々の悲しみや持って行きようのないストレス,怒り,それらも感じました。ヘルピンズハンズベストを着て奉仕することができ,違う文化のなかにあってもキリストにあって一つになるという,一致ができました。」

また,福岡伝道部専任宣教師の高橋海士(たかはし・かいと)長老*3は活動を振り返ってこのように述べている。

「沢山の友人が駆けつけてくれて,一緒にボランティアをしました。ボランティアが終わった後,体は疲れていても何か温かい,気持ちいいものが残りました。」

今回の豪雨で被害を受けた地域の復旧活動は始まったばかりであり,引き続き多くのボランティアによる作業が必要である。

福岡ステークでは9月の週末までヘルピングハンズの活動を継続することを計画しており,同時に避難所における不足物資の提供にも取り組み始めている。

*1 ヘルピングハンズ モルモンヘルピングハンズ・プログラムは,末日聖徒イエス・キリスト教会の会員とその隣人たちが協力し合って地域奉仕を提供するもの。ロゴ入りの黄色いビブスがトレードマークである。

*2 ステーク 地元の会員の集まりである「ワード」が集まって構成される,より大きな地域的組織。

*3 長老 「長老」とは末日聖徒イエス・キリスト教会の神権指導者に与えられている称号。

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