ニュースリリース

ベトナムが教会を公式に承認

2016年5月31日,ベトナムのハノイで行われた歴史的な式典の中で,末日聖徒イエス・キリスト教会十二使徒定員会のクエンティン・L・クック長老は次のように述べた。「末日聖徒イエス・キリスト教会およびベトナムにおける教会の代表委員会に対し,公式に全面的な承認を頂けたことに心より感謝申し上げます。」

十二使徒定員会のゲーリー・E・スティーブンソン長老と七十人定員会会長会のジェリット・W・ゴング長老も,教会を代表して式典に参列した。ベトナムの政府指導者には,政府宗教委員会副委員長のブイ・タイン・ハー氏と祖国戦線副議長のレ・バ・チン氏も含まれる。

今回の公認は,当国で最近起こった,教会にとって重要な出来事に続くものである。今年の初めに,教会はカンボジア・プノンペン伝道部から分割したベトナム・ハノイ伝道部を開設した。2015年10月,ベトナム政府高官代表団がハノイから教会本部を訪れた。2014年,ベトナム政府の指導者はベトナム人の末日聖徒指導者で構成される暫定代表委員会を公式に承認したが,これによって彼らに,当国における教会代表者としての法的地位が与えられた。

 

教会はまた長年にわたり,LDS慈善事業団を通して,ベトナムで数多くの人道支援活動を行ってきた。

「今日の日を迎え,感謝すべきことが多くあります。」ティーブンソン長老は承認式典でそう述べた。「律法に従い,また地元ベトナムの管理指導者の方々と緊密に連動し共に働くことにより,今後さらに増える教会員……のために,徐々に集会グループや支部が設立されていくのを楽しみにしています。」

モルモンの会衆は,現在ハノイとホーチミン市で集会を開いている。

ゴング長老は,末日聖徒は教会の集会が組織される地域の法律を敬い ,それに従い,支持するよう教えられていると述べ,「本日の全面的な公認に感謝しています」と付け加えた。

クック長老は最後に次のように述べて話を締めくくった。「わたしたちが切に願うのは,信仰,希望,慈愛といった神の特質が,個人とそれぞれの家族を強めることです。この偉大な国,ベトナム中の家族と国民一人一人の上に,平安と繁栄と幸福がありますように。」

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.