ニュースリリース

ホランド長老がアルゼンチンの議会で講演し、国内のユダヤ教指導者らとも会合

「家族を強めるものは社会を強めます」と述べるホランド長老

2018年5月31日、末日聖徒イエス・キリスト教会十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド長老がアルゼンチンの上院・下院議員に対し、アルゼンチンの家族と地域社会をどのように強めるべきかについて講演を行った。今回の訪問はアルゼンチンとウルグアイを含む国々を訪問する6日間(5月26日~31日)の旅行中に行われた。

 

「わたしは今回ここにいるのは、文明の礎となる家族を強めるという、社会でもっとも急を要するニーズに対し、信仰に基づく見方を提供するためです。家族があり、そこには近隣住民がいて、コミュニティができ、そして国が作られます。ですから、家族を強めるものは社会をも強め、家族を弱めるものは社会をも弱めるのです」とホランド長老は政治指導者らに語った。

ホランド長老は議会に対し、特に青少年のために土台を固めて家族を強める政策を作るように励ました。

ホランド長老は「学生時代とその後に至る人生で子供たちが成功を収められるかどうかは、子供がまだ幼い頃からしっかりとした基盤を築くことが大切であるのは明白です。学校で良い成績を収め、行動上の問題を防ぎ、より良い就職の機会とより良い収入へと導く道を作る必要があります。子供がまだ小さいうちに、健康な成長と発達を促す良質のケアと教育を提供することが必須です」と語った。

また、教会の重要な文書である「家族:世界への宣言」も議員たちに紹介した。

議会での講演の前日、ホランド長老はブエノスアイレスにおいて、アルゼンチン国内にいるユダヤ教徒の約80%を代表するグループとも会合した。末日聖徒とユダヤ教徒がアルゼンチンで正式に会合したのは今回が初めてであった。

ホランド長老は「わたしはユダヤ教徒のコミュニティとの交流においてこの40年間、教会の代表として連絡係を務めてきましたが、わたしにとって皆さんとの交流はとても楽しいものでした。わたしたちの教会も迫害を受けた歴史がありますので、皆さんが受けてこられた迫害に対しては特別な同情の念を抱いています」と語った。

ホランド長老は、最近ラッセル・M・ネルソン大管長と共にエルサレムを訪問したことを話しながら、「わたしたちはユダヤ教徒が存続し続け、まさしく聖地である場所に住むすべての方々と平和的友好関係が築けるようにとお祈りしています」と述べた。

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