9月25日:メキシコ地震後にモルモンのボランティアが支援活動
9月20日:メキシコシティ地震に関する2回目の声明 (英語とスペイン語)
9月19日:メキシコシティ地震に関する1回目の声明 (英語とスペイン語)
9月19日:2度目のメキシコシティ地震に関する声明
9月19日:メキシコ・チアパス州へ人道支援物資を配送
メキシコ地震後にモルモンのボランティアが支援活動
2017年9月25日 午後5時30分 (米国山岳部夏時間)
約700人のモルモンのボランティアがメキシコのプエブラ州とゲレロ州に集まり、地震後に支援活動を行っている。末日聖徒イエス・キリスト教会のメキシコ地域会長会のアルヌルフォ・バレンスエラ長老は、モルモンヘルピングハンズのボランティアは現地までの交通費を自分で負担して駆けつけてくれたと伝えた。バレンスエラ会長は、必要な作業はまだたくさんあり、教会のボランティアは今後数カ月にわたり支援を継続すると述べた。
メキシコシティで地震被災者を支援するモルモンヘルピングハンズ
メキシコシティ地震に関する2回目の声明
2017年9月20日 午後6時15分 (米国山岳部夏時間)
教会はメキシコシティ地震に関して、以下の声明を英語とスペイン語で発表した:
火曜日、メキシコで発生した地震の影響を受けた地域の宣教師とはすべてコンタクトが取れ、全員無事であることが確認されました。伝道部会長らは宣教師の家族に連絡し、宣教師が無事であることを伝えました。いくつかの伝道地で宣教師アパートが被害を受け、中には住める状態ではなくなったアパートもあります。宣教師らはがれき撤去作業への参加を希望しており、安全が確保された状況においては、その支援活動を行います。いくつかの末日聖徒の集会所も被害を受け、調査チームが被害状況を調査中です。教会は今回の大地震からの復興を願い、メキシコ国民のために引き続き祈りを捧げます。
メキシコシティ地震に関する1回目の声明
2017年9月19日 午後6時45分 (米国山岳部夏時間)
教会はメキシコシティ地震に関して、以下の声明を英語とスペイン語で発表した:
余震によって引き起こされたメキシコでの大きな被害と苦しみに、教会は心を痛めています。今のところ、教会員や集会所などに関する被災状況を完全に把握することは困難な状態です。メキシコの宣教師訓練センターは被害を免れ、そこにいた宣教師も無事です。メキシコには複数の伝道部があり、各伝道部会長は現在、宣教師の安否を確認しているところです。全員が無事であったとの報告を受けた伝道部はありますが、まだ安否確認中の伝道部もあります。これは、通信網が被害を受け連絡が取れない、伝道地が広範囲、また交通が困難という理由により、確認に手間取っているためです。伝道部会長は情報が入り次第、宣教師の家族に最新情報を提供します。教会は宣教師の無事を祈り、皆さんにもわたしたちとともに、メキシコとその国民のためにお祈りくださるようお願いいたします。
2度目のメキシコシティ地震に関する声明
2017年9月19日 午後6時30分 (米国山岳部夏時間)
この2週間に2度目の大きな地震がメキシコを襲った。末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者らは、今日、メキシコ中央を襲い、建物を大きく揺るがせたマグニチュード7.1の地震による被害を調査中。報告によると死者は100人以上に上る。今回の地震は1985年にメキシコシティを襲い大きな被害をもたらした地震と同じ日に発生した。ビルのいくつかが倒壊し、がれきの下敷きになっている人の数は不明。詳しい被害状況も把握できない状態である。地震の震源地は、メキシコシティから南東約76マイル(約122km)に位置するラボソの近辺。
メキシコ・チアパス州へ人道支援物資を配送
今回メキシコを襲った最初の地震は9月7日に発生。教会は食料、テント、衛生キットとその他の支援物資をマグニチュード8.2の地震によって被災したメキシコ南部のオアハカ州とチアパス州に配送した。200万人以上の人口が影響を受けた。最も被害が大きかったのはフチタン市であった。
今回の地震により90名以上が死亡し、その中には3人の教会員が含まれていた。食料品不足が報告され、数百人が避難できない状態にある。
9月14日(木)、メキシコ地域会長のポール・パイパー長老は食料配給拠点に赴き、政府指導者と地元の教会指導者、そして被災した家族らと会い、支援活動を行った。
「地震は町の再建だけでなく、人々の霊をも再建する機会を与えるものになるでしょう」とパイパー長老は語った。
オアハカ州の家族の発展を支援する組織(Oaxaca’s System for the Integral Development of the Family)の会長であるイベット・モラン・ロドリゲス・デ・ムラットは教会からの寄付に対してパイパー長老に感謝の意を述べ、「オアハカにはなすべきことがたくさんあります。心を団結させてともに働かなければなりません。わたしたちには教会の助けがあることを感謝します」と述べた。
末日聖徒の教会はすでに食料1万箱、テント300張り、衛生キット5,000をオアハカ州に送った。これとは別に、食料5,000箱がチアパス州にも送られた。
数千戸の住宅が被災し、その中には末日聖徒284家族の住宅も含まれている。26の教会の集会所も地震によって被災した。4つの集会所は避難所として使用されている。
地震発生時、ヨルグ・トレドの家族は就寝中であったといい、「外に出るだけで精一杯でした。持ち物はすべて失いました」と語った。
パイパー長老は教会員に「この自然災害が霊的な災害をもたらすものとならないようにしてください。これを霊的な祝福ととらえることができますように」と呼びかけた。
地震に続き9月7日、教会は声明を発表し、教会のメキシコ・トゥストラグティエレス伝道部とメキシコ・オアハカ伝道部が直接的な被害を受けたが、宣教師は全員無事であると伝えた。
メキシコからの知らせによると、他の2つの自然災害の被災者になった人々にも支援が提供されているという。
教会は、カリフォルニア半島に大きな被害を与え、死者4人、行方不明者数人を出した熱帯性低気圧リンダが去った後、食料4,500箱、衛生キット2,500セットを寄付している。
また、ベラクルス州の北部とメキシコ中央の数々の州を襲ったハリケーン・カティアにより被災者となった家族のニーズに応えるためにも、地元指導者は支援を行っている。