ニュースリリース

モルモンの指導者―相互理解に伴う様々な違いを解決する

モルモンの使徒,信教の自由の行く末について楽観的な見解を明らかにする

宗教の自由と差別撤廃への関心が衝突するとき,わたしたちは「相互理解と調整の精神で,怒りや争いを捨て,様々な違いを解決するための効果的な方法」を見いだす必要があります。これは今夜,ダリン・H・オークス長老が,ユタバレー大学の憲法学センターにおいて口にした励ましの言葉である。オークス長老は,そこでセンターの名誉会員に任命された。


末日聖徒イエス・キリスト教会の十二使徒定員会会員であるオークス長老は,宗教の自由の重要性について,また宗教的な動機と言論,組織に当てはめて考えるに当たって,自分が言論および表現の自由を楽観視している理由について語った。

合衆国の多くの人々は,一般の人々から宗教指導者,そして法律学者に至るまで,宗教の自由の重要性に関する理解を深めつつある。オークス長老はそう語った。オークス長老は,アメリカ国民全体の4分の1が,合衆国憲法修正第一条で保障されている数々の自由の中で存続が最も脅かされているものが信教の自由であると考えているという2011年の調査結果を挙げた。


オークス長老は,ある著者が述べた事柄,すなわち合衆国設立に不可欠だった「指針となる公的原則に見事に形を変え,広く共有されている聖書の愛の概念」に立ち返る必要があると語った。また,オークス長老は,法律とその施行は重要だが,聖書に記されているこの愛が,法的強制力のない原則の自発的遵守と相まって初めて,市民社会が成り立つ,と付け加えた。

「わたしたちは宗教に多大なる関心を抱いています。なぜなら,善悪に関する宗教的信条は,我が国の大勢の市民が必要とする自発的遵守を生み出すうえで不可欠だからです。」そして,次のように言い添えた。「公共機関においても,個人的な生活においても,重要な決定は裁判所ではなく心の中で下されます。わたしは数多くの男女,あらゆる職業,地位,階層のアメリカ人の心と行動について語っているのです。」

オークス長老の説教の原稿を表示する。

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